今回の件は、「東京五輪」は最初から最後までカネにまみれていた(しかも多くの税金投入)のでは?との検証ができる重大「事件」です。 しかし発言を撤回したら消しゴムのように言葉が消えると思われているようです。私たち納税者、主権者はそう思われ
読みごたえがある記事でした。最近の他の記事ともあらためて読み合わせをしたくなりました。 まずこの記事で伊藤昌亮教授は「日本社会の構造変化によりあいまいな弱者が増えている」と言います。 そして、 「元々の国の福祉規模が小さいので
びっくりするニュースです。実はこの「万博のため長時間労働?」話は7月29日の朝日新聞も報じていました。あのときは万博協会側が万博パビリオンの建設を時間外労働の上限規制の対象外にするよう政府に求めたことが波紋を広げている、と報じていました。
なんとなく知っているつもりのニュース(基地問題)だけど、実際に現地の人の話を聞いてみよう。そう思った私は昨年夏にラッパーのダースレイダーと沖縄へ行きました。知事選も見るという目的で。 前泊博盛・沖縄国際大教授(安全保障論)の研究室にお
NGリストは事務所側が主導したのではなく会見を仕切ったPR会社がやったという説明なのですよね?だとすればこれは「記者会見論」だけじゃなく、今まで言われてきた「ジャニーズ忖度」が見事に可視化された案件ではないでしょうか。そこを指摘しておきます
名付けるなら「旧岸田感統一内閣」でしょうか。旧統一教会との接点を認めていた新閣僚が4人いたという意味だけではありません。党人事では萩生田氏も小渕氏もそれぞれずっと「説明不足」を指摘されており、これはそのまま岸田政権の旧来からの本質でもある。
今朝の朝日一面は皮肉過ぎて永久保存版です。 ・ジャニーズ事務所は朝日新聞の取材に「提言および会見内容を真摯に受け止め、」 ・その下にある天声人語はマスメディアの沈黙に対して「真摯に受け止めなければいけない」 真摯って言葉は
新聞読み比べが好きな私ですが、きっかけの一つは「活字プロレス」でした。80~90年代のプロレス週刊誌はかなり売れていて、その要因には熱い試合レポートがあった。何が面白いって、同じ試合を見ているのに書く人によって視点がまったく違うのです。なの
この夏読みごたえがあったのが信濃毎日新聞の特集「戦後78年 731部隊の記憶」でした(8月11日~17日)。 第1回の記事は『県内元少年隊員2人にネット上で中傷の声 命懸けの証言「嘘」呼ばわり』。 731部隊について元隊員が命懸
このニュースを今朝のスポーツ紙で見てみると、 『Xのブロック機能廃止へ 河野困る?』(スポーツ報知) 『どうする?「ブロック太郎」』(日刊スポーツ) など、ブロック機能を”愛用”する河野太郎氏について書いています。ああ、スポ
「国内向け番組とは訳が違う。」(大会関係者)とありますが、海外向けはダメだけど国内向け番組ならオーケーという、まさにそのへんの「構造」が問われているのでは。読者としてもそこが知りたい。報じる側もなんとなく「大人の判断」だけを流し続けると、影
私はこれまでコメントプラスで「なぜ報道しなかったのか」等の理由を新聞社自身が検証した記事を読みたいと書いてきました。 5月27日に『(多事奏論)ジャニーズ性加害問題 新聞に欠けていたものは』という田玉恵美論説委員のコラムがありました。
首相は今夜「先送りされてきた困難な課題に答えを出していくことが使命だと覚悟して政権運営をしてきた」と説明したそうですが、今朝の各紙は防衛増税について「先送り示唆へ」(読売)、「後ろ倒し示唆」(朝日)とありました。さらに来年の総裁選までに衆院
マイナンバー問題、あえてメリットを考えると「河野太郎の突破力」がいかに幻想だったか多くの人がわかったことに尽きると思います。 岸田政権は河野氏の「突破力」に期待していた。では何が起きたか。昨年10月に保険証24年廃止を突如言った。一方
先月にオカモト氏が記者会見で証言した際、朝日は社説で『ジャニーズ 「性被害」検証が必要だ』(4月15日)と取り上げました。それについて私はコメントプラスで次のようにコメントしました。 《これが社説によくある「とりあえずウチは書いたから
四国新聞には新聞としての姿勢にいろいろ疑問があったので記者の方に直撃して質問したことがあります(私が監督した映画『劇場版センキョナンデス』をご覧ください)。 そんな「ご縁」があったので今回も日付を間違えたという件は気になりました。午前中の
岸田首相は「何をやりたいの分からない」という感じは就任当初からありました。なので私は当時「本当は怖い岸田政権」と名付けました。ビジョンがなくこだわりがない様子はなんでも飲み込んでしまいそうに見えたからです。昨年の正月、健在だった安倍氏は読売
たとえば今日の昼食に何を食べるかは多数決ですぐに決めることができます。しかし専門的な政策を決めるとなると私たちには本業があるので時間も知識も足りない。なので代わりに議論をする人を議会に送り込む。政治家は代理人です。 私は選挙を題材にし
《喜多川氏による性被害の証言は以前から出ていたが、一部の週刊誌などが中心だった。メディアの取材や報道が十分だったのか。こちらも自戒し、今後の教訓としなければならない。》 どこか他人事のように書いていますが私は「自戒」していることにあえ