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今年５月に死去した劇作家・演出家・俳優の唐十郎さんを「しのぶ会」が８日、東京都新宿区で開かれ、ゆかりの人が思い出を語り合った。 この会は、唐さんが１９６０～８０年代に率いた「状況劇場」の一員だった麿… …[続きを読む]
2024年12月24日5時0分
（回顧２０２４）現代演劇 世界と協働、広げた可能性 英で「千と千尋」、海外劇団とコラボ
に。長期的な事業への影響が気がかりだ。 既存の劇場のあり方に「否」を唱え、「紅テント」にこだわり、観客と強い関係を築いた唐十郎が死去。言葉の反復と幾何学的な身体の動きが生むイメージの連鎖で空間…
2024年12月19日16時30分
「劇場」の可能性探り、世界との協働も 今年の現代演劇を振り返る
長期的な事業展開への影響が気がかりだ。 既存の劇場のあり方に「否」を唱え、「紅テント」にこだわり、観客と強い関係を築いた唐十郎が死去。言葉の反復と幾何学的な身体の動きが生むイメージの連鎖で空間…
2024年12月19日6時00分
（唐十郎 紅い軌跡：下）貫いた、「河原者」のまなざし
歌舞伎俳優の中村勘九郎は６月、テント芝居デビューを果たした。 新宿梁山泊が上演した、唐十郎作の「おちょこの傘もつメリー・ポピンズ」。会場は新宿・花園神社。唐が最初に紅（あか）テントを立ち上げ…
2024年7月15日5時00分
唐十郎が見せた「歌舞伎」への共感 テント芝居貫き、現代問い続けた
5月に亡くなった劇作家・演出家・俳優の唐十郎の作品や言葉には、歌舞伎をはじめ近世に生まれた芸能や、それらを担った人たちへの共感がにじんでいる。 歌舞伎俳優の中村勘九郎は6月、テント芝居デビュ…
2024年7月14日10時00分
（唐十郎 紅い軌跡：上）熱狂の季節、「広場」になった天幕
る花園神社の境内に突如、八角形の天幕が出現した。 ある人は「胎内」、演劇評論家の扇田昭彦は「毒花」に例えた空間。それが、唐十郎が「演劇史上初のテント劇場」と銘打った紅（あか）テントだった。 当…
2024年7月14日5時00分
唐十郎と紅テント 「広場」になった熱狂空間、新宿に集う若者つなぐ
劇作家・演出家・俳優の唐十郎が5月、世を去った。その代名詞「紅（あか）テント」は、唐の表現にとってどんな意味を持っていたのか。全てが始まった57年前の夏にさかのぼり、探った。 フーテン族やヒ…
2024年7月13日10時00分
（私の謎 柄谷行人回想録）演劇・建築の方へ：下 異世界の設計者と交わり、新しい“思潮”
――鈴木忠志や唐十郎といった演劇人と出会った頃、文壇とのつきあいはどうでしたか。 「文学関係の知り合いは多かったですよ。鈴木さんや唐さんの劇は、文学と結びついたそれまでの演劇とは異なる、新し…
2024年6月26日5時00分
（評・舞台）新宿梁山泊「おちょこの傘もつメリー・ポピンズ」 垣根越え、各種演劇融合の場
唐十郎があの世に旅立ってから１カ月あまり、テント芝居「おちょこの傘もつメリー・ポピンズ」（唐作、金守珍〈キムスジン〉演出）を見て、ここに一つの可能性を感じた。意外な顔合わせであるにもかかわら…
2024年6月20日16時30分
（私の謎 柄谷行人回想録）演劇・建築の方へ：上 前衛との出会い「マクベス論」と通じる
―鈴木さんが「マクベス論」に関心を持つわけです。 「鈴木さん自身、優れた文章を書く批評家でもあります」 ＊ ――唐十郎や寺山修司とも対談していますね。 「唐さんとは、７０年代半ばからつ…
2024年6月19日5時00分
中村勘九郎が挑む、父・勘三郎が｢歌舞伎だ！｣と憧れたテント芝居
■唐十郎作「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」 歌舞伎俳優の中村勘九郎が今月、新宿梁山泊の公演でテント芝居にデビューする。劇団代表の金守珍は、父の十八代目中村勘三郎も憧れた唐十郎の「紅テント」…
2024年6月14日17時00分
朝日歌壇6/9 馬場あき子 佐佐木幸綱 高野公彦 永田和宏選
（横浜市）太田 克宏☆昼食もフォトスポットもお土産も恐竜づくし福井の旅路（富山市）松田 わこ テラヤマの命日に逝く風雲児唐十郎よ我らが青春（鎌倉市）石川 洋一 ぐらぐらの歯を見せに来る子の口の…
2024年6月9日5時00分
修羅場に身さらした「不死の怪傑」 唐十郎さんを悼む 作家・嵐山光三郎
唐十郎こと大鶴義英が旗揚げに参加した「シチュエーションの会（後の状況劇場）」が、Ｊ・Ｐ・サルトル原作「恭しき娼婦（しょうふ）」を上演したのは１９６３年だった。６５年には街頭劇「ミシンとこうも…
2024年5月9日5時00分
唐十郎さんは「まさに状況を演劇化」 ポスター手がけた横尾忠則さん
「状況劇場」の作品のポスターを何度も手がけた美術家・横尾忠則さんは、唐十郎さんの悲報を受け、朝日新聞の取材に「1960年代のカオスの時代に創造行為をした芸術家、友人がまた1人亡くなり、寂しい…
2024年5月5日14時14分
泥臭く、若さみなぎる舞台に 劇団唐組「泥人魚」、初演以来２１年ぶり
公園や神社に紅（あか）テントを張り、唐十郎が描く劇世界を表現する劇団唐組。今月から、紀伊国屋演劇賞などを受賞した「泥人魚」を、初演以来２１年ぶりに上演する。 １９６７年に唐が始めた紅テント公…
2024年4月11日16時30分
命そのものを踊り尽くした天児さん 長年の盟友・麿赤兒さんが悼む
きたのは1971年のこと。俳優修業に飽き足らず、本当にやりたい表現を模索していた21歳の天児牛大だった。 僕はといえば、唐十郎の状況劇場をやめたばかり。乱闘して新宿で機動隊に捕まったりしていた…
2024年4月9日15時00分
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