英語の原題は「The Big Five」、「Five Simple Things You Can Do to Live a Longer, Healthier Life」という副題が付されています。「ビッグ ファイブ。より長く、健康的な人生のために、あなたができる5つの単純なこと」とでも訳すべきでしょうか?
主著者は、ハーバード大学医学大学院教授で、主に肝臓病についての研究、教育に長年携わっておられる医師です。
本書の内容
健康に大きな効果があることがエビデンス(科学的な証拠)によって明らかな5つのことを紹介したものです。
そのビッグファイブとは、コーヒー、ビタミンD、運動、ナッツ、瞑想の5つです。270ページほどもある本ですが、この5つの健康効果について、いくつもの信頼できる研究成果がこれでもかこれでもかと説明されており、疑いをはさむ余地などなく説得されてしまいます。
それぞれ、脳血管疾患などの特定の病気の予防効果があるということではなく、例えばコーヒー、ビタミンD、運動などは、脳血管疾患のほか、心臓病、各種のがん、肝臓病その他、多くの病気の予防に有効とのことです。
ビタミンDは、私が舌癌の告知を受けた直後、弟(医師)が送ってくれた図書でも推奨されていました。弟はサプリメントも送ってくれたので、それ以後ずっと毎日飲み続けています。
コーヒーは、休みの日は3杯ほど飲みますが勤務の日はほとんど飲まなかったので、今後は出勤前や職場でも飲むように心がけます。私は、カフェインにデリケートで、夜に眠れなくなってしまうので午後3時以降はコーヒーやお茶を飲まないようにしているのです。
運動は、自転車や徒歩の通勤で大丈夫そうです。
ナッツと瞑想は、これまで取り組んでいないので、検討しようと思います。
長生きには執着しないのですが、老後破産などを避けるため健康的な生活は続けたいと思っています。本書を今後の生活の参考にします。
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