舌癌サバイバー日記

2014年8月に舌癌の宣告を受け、入院、手術、化学療法中断を経て、社会復帰し、2016年3月末に職場を定年退職しました。再就職し、楽しく仕事を続けています。その間の経験、苦しかったこと、不安だったことなどを記録し、同じ病気になって不安を抱えている方の参考にしていただければと思っています。 エコな生活にも興味があり、そんな思いもお伝えし、少しでも共感していただければと思います。

2021年07月

 728日(水)に献血をし、その結果がラブラッド(日赤の複数回献血クラブ)の私のマイページに掲載されました。前回(512日(水))は、総蛋白(TP)が基準値を外れるなど、少し心配な数値が多かったのですが、今回は基準値を外れた項目はなく、まずまずの結果で安心しました。

 

新型コロナの抗体も含まれていたかも

 私は、711日(日)に2回目の新型コロナワクチンを接種し、2週間以上経っていたので、私の血液中にはおそらく新型コロナウイルスの抗体ができていたでしょう。今回、私の献血は血小板献血(血小板と血漿を採取)だったので、提供した血漿の中には新型コロナの抗体も含まれていたろうと想像しています。

 私の血小板や血漿がどのような使われ方をするかは分かりませんが、新型コロナの予防にも役立つのではないかと期待しています。

 

検査の数値

 前回の検査結果が悪かったのは、前々回の献血からちょうど2か月ほどしか間隔をあけなかったせいかもしれないと考えました。それで、今回は、2か月半の間隔を空け、満を持しての献血でした。

 総蛋白(TP)は、前回は6.5のところ今回は6.9(基準値6.68.2で、基準値はクリアしましたが、あまり自慢できる数値ではありません。前々回は7.2でした。

 赤血球数は458、ヘモグロビン量は14.1と、基準値はクリアしていますが、自慢できる数値ではありません。でも、私にしてはマアマアの数値です。私は、体質なのか、これらの数値は低めなのです。

 総蛋白以外の生化学検査結果(γGTPなど)はいずれも健康的な数値でした。

 

 今回の献血は、名目で通算295回目です。献血定年(69歳まで。私は現在65歳)までに300回を目標にしていますが、病気などにならなければ来年には達成できそうです。

 次回も献血できるように健康に気を付けようと思います。

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 水曜日は原則として私の休業日にしているので、2週間ほど前にラブラッド(「複数回献血クラブ」のサイト)で予約をして、今朝朝1番(7月28日9時30分~)に成分献血に出かけました。血液検査の結果は、明日には分かるでしょうが、少し驚いたというか、合点がいったことがありました。

 私は、普段は両腕とも採血に支障がない程度には血管が出ているのですが、左腕のほうがよりはっきり血管が出ています。しかし、血流は右腕のほうがいいので、いつもは左腕で検査、右腕で採血をしています。しかし、この日、事前の検査の際、右腕の血管が分かりにくい状態だったため、右腕で検査、左腕で本番の採血ということになりました。

 そのやり取りの中で、看護師さんから、「今朝、普段よりも水分の摂取が少なかったとかはありませんか?」と尋ねられ、「そういうことか!」と理解しました。

 「水分を摂る量は普段と同じだったと思いますが、ここ数日、朝起きた時にだいぶ汗をかいています。」と答えたところ、看護師さんも「ああ、それでですね。」と納得されていました。

 夜寝ている間にたくさん汗をかくため、朝は血液中の水分がかなり失われていて、血液量も少なくなっているようです。

 これは、もしかしたら危険なことかもしれません。夜、トイレに起きたくないために夕方以降は水分を控えているのですが、夏の間だけでも十分な水分を摂ったほうが安全なようです。それとも、エアコンのある部屋で寝ることにするか・・・。

 

体重低迷も納得

 5月中は58キロ台と57キロ台を行ったり来たりで平均58キロくらいだった私の体重が、7月の中旬以降は57キロ台と56きり台を行ったり来たりで平均57キロくらいに落ちてしまっていました。この1キロほどの体重減少は、寝汗で体の水分が失われていたことが原因だったのでしょう。私は、毎朝、朝食前に体重を測ることにしているため、寝汗の影響をもろに受けてしまうのでしょう。

 食欲も変化なく、体調も悪くないのに体重が減ってしまった原因が、これで説明が付き、一応安心しました。

 

 しかし、30年ほど前には、私も他の多くの日本人も、寝室にエアコンなどない人が多かったと思います。日本人が脆弱になったのか、温暖化が進んでいるのか・・・?

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 オリンピック連休初日の7月22日(木)、息子が帰省しました。転勤、引っ越しの直後で、まだ荷物の片付けも途中とのことで、1泊2日だけのあわただしい帰省でした。転居先で不要になった荷物を我が家の自室に置きに来ることも帰省の目的の一つだったようです。

渋滞に巻き込まれ、到着したのは夕方6時近くでした。早速近所のバーミヤンに出かけ、親子3人で歓迎の夕食会をしました。もちろん、9月末が期限のすかいらーくの株主優待を使いました。

彼は、就職後5年4か月で、新採用研修を除いて3つ目の職場です。若いうちは仕方がないかもしれませんが、これでは彼女を見つけて結婚する暇もないのではないかと、親としては心配になります。本人からすれば余計なお世話でしょうが・・・。

 

 子供が帰省してくれるのは、とても嬉しいのですが、また帰ってしまうときは寂しいものです。上の娘が進学で自宅を離れてから、この嬉しさ、寂しさを何度経験したことか・・・。

 また、特にマイカーで来たときなどは、無事に帰着したと連絡をもらうまで心配です。

 私の亡き両親も、私に「お前たちが来てくれるのは嬉しいのだが、無事に帰ったと電話をもらうまで心配で心配で・・・。」とよく言っていましたが、その気持ちがよく分かります。

 次は、お盆に子や孫に会えるかどうか、新型コロナの動向が心配です。

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 この3か月以上、新しい仕事をこなすべく知識を身につけるための読書(会社法、労務管理など)しかできませんでしたが、先日、久しぶりに純粋に楽しむための読書をしました。それが本書です。

 きっかけは、東京オリンピックの開会式の日、夜9時から民放の地上波でこのアニメが放送されたことです。開会式など何時間も見るつもりはなく、夜更かしは避けることにしているので、このアニメも録画して翌日楽しみました。原作も読んでみたくなったので、早速このラノベを図書館で借り、読みました。

 

 本書は、人との交流を好まない男子高校生が主人公、膵臓の病気で余命がわずかなクラスメイトの女子高校生がヒロインです。ラノベで、実話をベースにしているわけでもないようなので、「こんなことはありえないだろう!」という突っ込みどころが満載です。最大の不自然な部分は、こんなに挑発、誘惑されて、何もせずにいられる男子高校生など考えにくいことです。

 ただ、それらの点に目をつぶり、純粋に娯楽として読む分には楽しめ、安直かもしれませんが「感動」も味わうことができました。読書する際は、細かいところにケチを付けずに、没入することが得策です。

 若い人が本書を読んで、他人と交流することの大切さや死を意識して生きることの大切さを学んでくださればいいのですが、後者は難しいかも・・・。

 

 政治などのニュースを見れば「怒り」を感じ、孫たちとビデオ通話で話せば「楽しさ」も感じることができますが、「感動」は実生活ではなかなか味わえません。不足している感情を補うには、やはり読書やアニメがいいようです。
 「感情の「運動不足」解消のために」 参照願います。

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 平成16年4月に古巣の県庁で管理職になってから、時間外勤務手当とか休日給とかは無縁でしたが、先日、約17年ぶりに1時間分の時間外勤務手当をいただきました。

 今の職場は、週24時間勤務のパート社員で、残業はしないことを原則にしていただいています。しかし、6月中旬、やむを得ない事情で1時間だけ残業させてもらいました。

 その日、私が担当して、アルバイト職員の採用面接をしました。午後13時から30分おきに面接時間をセットしましたが、応募者の人数が8人(一人キャンセルが出て面接したのは7人)だったので、私の終業時間16時をはみ出してしまいました。他の面接員の都合もあり、また、応募者にも早めに結果を伝えたかったため、少し無理をして半日で面接を完了させました。

 

割増しのない残業は初めての経験

 残業といっても、法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えなければ、100分の125の割増しはつきません。私のような短時間勤務の従業員の場合、1時間当たりの単価は、まさに時給そのものになります。

 割増しのない残業手当は、若いころを通じても初めての経験でした。

 

 県に採用されて数年ほど、月給の手取りがなかなか10万円に達せず、時間外勤務手当を1万円もいただくととてもうれしかったことを思い出しました。

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