舌癌サバイバー日記

2014年8月に舌癌の宣告を受け、入院、手術、化学療法中断を経て、社会復帰し、2016年3月末に職場を定年退職しました。再就職し、楽しく仕事を続けています。その間の経験、苦しかったこと、不安だったことなどを記録し、同じ病気になって不安を抱えている方の参考にしていただければと思っています。 エコな生活にも興味があり、そんな思いもお伝えし、少しでも共感していただければと思います。

2021年11月

 1124日(水)、大学病院に舌癌術後の検診に行ってきました。特に悪いこともなく、無事終了です。手術が7年前の924日だったので、術後7年2か月、発覚からは7年3か月になります。7年前の今ころは、2回目の入院で化学療法を受けながら読書三昧の毎日でした。

 

主治医「特に変わったこと、痛みとかはない?」

私「おかげさまで特に変わりなく、元気に暮らしています。」

主治医「コロナのワクチンは2回接種した?」

私「7月に2回目の接種をしました。」

主治医「どうでした?」

私「2回目の後、39度くらいの熱が出て、かなり大変でした。」

主治医「3回目はどうする?」

私「少し怖いけど、飲み会などにも参加したいので、接種します。」

主治医「それがいいですね。3回目は打ちたくないという人も多いみたいだけど。インフルエンザの予防接種は打った?」

私「打ちたくてあちこち電話もかけたのですが、どこも一杯で、予約できません。」

主治医「そう。なるべく打ったほうがいいと思うよ。」

私「ワクチンの追加供給もあるという話なので、また電話してみます。」

 

 そんな会話の後、口の中の点検をし、その後、検査技師によるあご周辺の超音波検査、歯科衛生士による口腔ケアといういつものメニューでした。超音波検査も特に異常はなかったようです。

 

 次回は4月19日(火)です。次回は、超音波検査のほか、血液検査も久しぶりにしていただけるようです。今後は、年2回のペースで、検診、超音波検査、口腔ケアをやっていきましょうとのことでした。何も変化のない状態がずっと続けばいいのですが・・・。

 にほんブログ村 病気ブログ 舌がんへ
にほんブログ村
”ブログ村参加中”

 
「舌癌サバイバー日記のコンテンツ(総目次)」

 夕方、スマホにショートメールの着信音がしました。何だろうと見て見ると、KDDIからのようでした。

 発信者は、「+81 90 7290 5211」と表示されています。内容は、「KDDI】利用料金の未払い金があります。お支払い期限を過ぎた利用料金があります。ご確認ください。」そして、「https://」に続いて「bit.ly/3xsxPPM」へのリンク。(続けて表示するとリンクが張られそうなので分けて書きます。)

 

未払い金などあるはずがない

 私はたしかにKDDIを利用していますが、利用料金はすべてクレジットカードから決済されているはずで、未払い金などあるはずがありません。詐欺を疑い、ネットで調べてみたところ、当たりでした。

 1119日ころから、KDDIを装って、未払い金があるなどと騙して詐欺サイトに誘導しようとする手口が多発しているという注意喚起がネットに出ていました。

 

取締りを強化してほしい

 騙されて連絡先をクリックしてしまう人も多いでしょう。詐欺サイトに誘導されても実際に詐欺にひっかる人は少ないとは思いますが・・・。

 こうしたショートメール、メッセージは、警察関係者にも届いているはずです。無視して削除するだけでなく、積極的に摘発していただきたいと思います。真面目に仕事をしようとせず、懸命に詐欺に励んでいるバカ者に懲役で重労働をさせ、罪を償わせるべきでしょう。

 

詐欺関連の情報発信

 今回もネット情報に助けられました。いち早く詐欺師どもの手口をアップしてくださる皆さまに感謝しています。

 私も及ばずながら、私が出会った詐欺の手口をこのブログで紹介させていただきます。

 にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村
“ブログ村参加中"

 
「舌癌サバイバー日記のコンテンツ(総目次)」

 著者は、20145月に、福井地方裁判所で大飯原発運転差止めの判決を裁判長として言い渡し、その後定年退官された元裁判官です。裁判官が、退官後ではあっても、扱った事件について論評することは異例であり、著者のやむにやまれぬ気持ちが伝わります。

 

本書の概要

 題名をみれば分かるとおり、本書は日本の原発の危険性に警鐘を鳴らし、即時廃止を主張する内容です。本書を要約すれば、

①原発は事故を起こすと日本を滅ぼしてしまうほど甚大な被害を発生させる。

⓶したがって、原発には高度の安全性が求められる。

⓷地震大国の日本では、原発には高度の耐震性が求められる。

⓸日本の原発の耐震性は極めて低い。

⑤よって、原発の運転は許されない。

ということになります。特に、日本の原発の耐震性の低さについては、関西電力自身が言っていることなども引用し、詳細に説明されています。

 

私も甘すぎる認識だった

 私も、原発の運転には大反対の立場で、即時廃炉を主張していますが、私の認識も甘すぎたことに気づかされました。

 私は、あんな危険なものを運転しているのだから、これまで日本で発生した最大規模の地震程度には耐えられる構造のものだけが検査に合格し、再稼働しているのだろうと思っていました。しかし、そうではなく、平凡な規模の地震でも、発生した震源によっては過酷な事故が起こりかねない耐震性しか備えていないとのことです。

 過去に大きな地震が発生したことのない場所で大きな地震が発生することも、日本では珍しくはありません。それを大した根拠もなく、この場所では大きな地震は起きないと決めつけて低い耐震性しかない原発を稼働させているのが日本の現状です。

 

福島の事故

 日本の史上最大の危機は、元寇でも太平洋戦争でもましてや新型コロナなどでもなく、間違いなく、東日本大震災の際の原発事故だったと著者は言います。

 2号機、4号機で、それぞれ別のトラブルで、東日本壊滅に至る危険が切迫していました。それが、奇跡と言っていいいくつかの偶然(格納容器に弱い部分があってそこから蒸気が漏れて爆発を免れたなど)が重なったおかげで、東日本壊滅に至らなかったようです。この奇跡を見ると、私は神の存在など信じてはいないのですが、日本は神に守られているのではないかと思いたくなります。

 

 あれほどの奇跡でギリギリ助かったのに、また同じ過ちを繰り返そうとするこの国の指導者の精神構造はどうなっているのかと思わざるを得ません。

 原発反対派も賛成派も、ぜひ一読すべき本です。

 にほんブログ村 ライフスタイルブログ エコライフへ
にほんブログ村
”ブログ村参加中”

 
「舌癌サバイバー日記のコンテンツ(総目次)」

 今年(2021年)5月から勤務している会社は、私のようなパートタイム社員や派遣社員も含めて30人ほどの会社です。しかし、平成になってから設立された比較的新しい会社であることもあって資本金が1億円を超えるため、「中小企業」の恩恵が受けられない場合が多々あります。

 こんなわずかな社員数の会社でも、株式会社なので、年1回の定期株主総会は必ず開催しなければならず、今年は様々な事情から臨時株主総会も2回ほど開催しなければならないようです。取締役会も設置されています。

 

勉強が大変だ!

 総務・経理の担当が、他の業務との兼務の人や部長も含めて5人(パートの私も入れて)ほどのため、なかなか勉強が大変です。

 私も、採用していただいてから、まず会社法の勉強を余儀なくされました。あまり法律を意識している社員がおらず、これまでは前例に従って、困ったときには司法書士などの専門家にお伺いを立てて処理していたようです。

 会社法を一応理解した後、会社から指示される課題に対処するため、商業登記労働法(就業規則等の改正のため)などの勉強を余儀なくさせられました。

 さらに、昨今の社会情勢から、会社としてSDGsに取り組むことになり、その計画策定と初動を担当させられたため、SDGs関係の本も5、6冊読みました。

 そして今は、20221月から施行される電子帳簿保存法の改正に対処するため、付け焼刃で勉強中です。これもなかなか面倒です。

 

本当は勤務時間中に勉強すべきだろうが・・・

 こういう勉強は、本来は勤務時間中にするのが筋であることは承知しています。しかし、それでは到底間に合いません。

 また、周囲が私に期待している役割を果たしていくことにやりがいも感じており、65歳のパート社員に結構重要な役割を与えてくれる会社に感謝もしています。そのため、勤務は週24時間のパートですが、県職員時代と同程度以上に自宅で勉強する毎日です。

 早く仕事をマスターし、趣味の読書をもっと楽しめる日が早く来ることを願っています。

 にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村
“ブログ村参加中"

 
「舌癌サバイバー日記のコンテンツ(総目次)」

 若いころから強度の近視と乱視ではあったのですが、コンタクトレンズや眼鏡で矯正していたため、仕事などには特に支障はありませんでした。

 緑内障と診断されてからも、月1回の通院と毎日(朝晩)の点眼が面倒くさいだけで、仕事や生活に支障はありませんでした。

 ところが、1、2年前から老眼の症状がひどくなり、仕事や生活に支障が出てきました。

 

暗い場所では特にダメ

 特に薄暗い場所では、見えません。他の人が支障なく歩き回っている程度の薄暗さでも、私は見えにくく、こわごわと歩かなければなりません。

 11月ともなれば、夕方5時くらいは既にかなり暗く、自転車で帰宅する際などライトを点けていても路面が視にくく困ります。特に対向車のライトに照らされたりすると、全く見えなくなり、自転車を一時ストップさせることもあります。

 

眼鏡を外さないと細かい字が見えない

 眼鏡をかけたままだと書類やパソコンの画面で細かい字が視にくくて困ります。特に書類を読み取ってその数字をパソコンに入力するときなど、眼鏡をかけたり外したりしながらの作業になります。数字の8、9、6の区別がつきにくく、間違えると困るので以前の倍以上の時間がかかります。文章の作成は支障なくできるのですが・・・。

 

 今の仕事はやりがいもあって、若い人と一緒に働くのも楽しく、ボケ防止のためにも働いていたいのですが、目がこれ以上衰えると隠居も考えなければならないかもしれません。でも、現在使っている眼鏡は近視と乱視にしか対応していないので、仕事を諦める前に遠近両用を試してもいいのかもしれません。

 にほんブログ村 病気ブログ 舌がんへ
にほんブログ村
”ブログ村参加中”

 
「舌癌サバイバー日記のコンテンツ(総目次)」


↑このページのトップヘ

  翻译: