舌癌サバイバー日記

2014年8月に舌癌の宣告を受け、入院、手術、化学療法中断を経て、社会復帰し、2016年3月末に職場を定年退職しました。再就職し、楽しく仕事を続けています。その間の経験、苦しかったこと、不安だったことなどを記録し、同じ病気になって不安を抱えている方の参考にしていただければと思っています。 エコな生活にも興味があり、そんな思いもお伝えし、少しでも共感していただければと思います。

2021年05月

 普通に買おうとすると結構な値段のものが、100で売られていることがあります。中には品質の悪いものもありますが、そこそこ使える物が多いと思います。

 

 1年半ほど前にAuショップでスマホを買い替えたとき、画面保護のフィルムも勧められましたが、一番安いもので1600円ほどでした。高すぎると思い、出荷時から貼られているフィルムのままでも使えそうだったので、そのまま使っていました。

 それが、縁のほうが少し剝がれてきて、ほこりが付着してみすぼらしくなったので、貼り替えを決意し、ネットで検索すると100均にもあることが分かり、早速近所のダイソーに出かけました。

 アイフォン12用は何種類もありましたが、私のアイフォン8用は既にマイナーなためか1種類しかなかったので、それを買い、慎重に貼り替えてみました。「日本製ガラス」ですが「Made in China」です。本体とガラスフィルムの間に少し空気が残ってしまいましたが、指でこすりながら少しずつ外に追い出すことができました。

 貼り替えて1週間経ちましたが、状況は良好です。このまま長持ちしてくれるのではないかと期待しています。

 

 自転車通勤用のつば付きの帽子も、以前ポケットに入れていた時に落としたり、風に飛ばされたりしたこともあったので、100均にしています。散歩のときに足首に付けるウエイト(重り)スケジュール帳兼メモ帳なども100均です。

 

 生活費の節約に役立っていて、100均には本当に助かっています。必要な物が1点だけならそれだけで会計してもらい、不要な物を買わないように気を付けています。

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 私の市でも高齢者に対するワクチン接種が始まったようですが、医療機関での個別接種だけで、集団接種はまだ始まっていません。県内の他市に比べて、だいぶ遅れています。私のような持病、かかりつけ医のない75歳未満の高齢者の予約受付は、6月に入ってから受付開始です。

 友人、知人と情報交換をする中で、意外にも予約を済ませた人が多いことに驚きました。私などよりもずっと元気そうに見える同年齢の友人が、実は高血圧で定期的に通院していて、そこで予約を済ませていたり・・・。

 私ばかり取り残されてしまったような気持ちです。こんなに持病持ちが多かったとは・・・。私も、緑内障、頸椎症という立派な持病があり、舌癌サバイバーという経歴もあるのですが、どれも今回は役に立たないようです。

職場の同僚や私の家族はみんな65歳未満で、もちろん予約もしていません。高齢者接種がこんなに遅れていれば、彼らが接種できるようになるのは、ずっと先でしょう。その前に感染爆発が起こらなければいいのですが・・・。

 

 しかし、これだけ持病のある人、既に個別接種の予約を済ませた人が多ければ、私の市で6月に始まる一般高齢者の集団接種の予約は意外にスムーズにできるのではないかと期待しています。

 早く予約、接種を済ませ、昔の生活に戻りたい!

また東京に行って孫を抱きあげたい!

学生時代、子供の頃の仲間らと飲みたい!

 

5月から勤め始めた勤務先も、やはり東京などとの往来は届け出をしなければならず、事実上は禁止されています。夏休みには子や孫に我が家に来てほしいのですが、コロナ収束が間に合うか心配です。

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 新型コロナウイルス関係の気が重くなるようなニュースが続く中、5月25日の朝のテレビで、ウイルス関係のいいニュースが報じられました。仕事を終えて帰宅後、早速ネットで詳しい報道を探しました。

 

ウイルスを使ってがん細胞を破壊する治療薬が、24日に開かれた厚生労働省の専門部会で製造販売の承認を了承し、承認される見通しになったとのことです。臨床試験では標準治療と比べて1年後の生存率が6倍になるなど、大幅な延命効果が期待されます。

口唇ヘルペスのウイルスの遺伝子を改変し、それを体内に注入するとがん細胞内のみで増殖し、がん細胞を攻撃するように設計したとのことです。このウイルスは、正常な細胞内では増えません。

取りあえず一部の脳腫瘍で利用が始められるようですが、私のような素人が考えれば、この仕組みなら他のがんでも同じような薬ができそうです。

 

 医学の進歩には、本当に驚かされます。この研究を含め、効果が期待できそうな様々な仕組みの薬、治療法の開発が進んでいます。実用化が1日も早く進み、多くの患者に間に合うことを願っています。研究者、医療者の皆さま、がんばってください!

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 日本語訳の本書は「転売屋は社会に役立つ」という副題で、一般的には法律で禁止されたり、不道徳だとして非難の対象になったりしている売春婦、ポン引き、ヤクの売人、ダフ屋などの行為に価値を認め、擁護しています。

本書は、私有財産の不可侵、個人の自由に絶対の価値を置き、国家が法律などでこれを制限することは極めて限定すべきというリバタリアニズム、リバタリアンの考えを紹介する内容です。

 

リバタリアニズムとは

 リバタリアニズムは、取引は市場経済に任せ、個人の自由を極限まで(他人の身体、財産に暴力的に損害を与えない限り)尊重する考えで、原理的な自由主義です。

先般、フランスで、ムハンマドの風刺画を授業で見せた教師が過激なイスラム教徒に殺害されるテロがありました。また、愛知トリエンナーレの「表現の不自由展」で昭和天皇を侮辱するような写真の展示を巡って騒動がありました。韓国、朝鮮の人たちに対するヘイトスピーチも、頻繁に問題になっています。

リバタリアンは、ムハンマドを風刺することも、昭和天皇を侮辱することも、ヘイトスピーチもすべて表現の自由として容認する立場です。日本で一般的に自由主義者を自称するリベラル(おそらく私も含まれる?)は、ヘイトスピーチは容認しないでしょう。ムハンマドや昭和天皇に対しては立場が分かれると想像しています。どれも、その表現によって傷つく人がいるという点では同じなのでしょうが・・・。

 

例えば高利貸しは

リスクが高い借り手に対しては、高い利息でなければお金を貸せないことは当然です。利息制限法で一定以上の利息を禁止してしまうと、本当に困っている人が全く借りられなくなってしまいます。高利貸しは、最後の貸し手なのです。

契約通りに返済できなかった場合に、あらかじめ定めておいたペナルティーがあるのはやむを得ないことで、初めから起死回生のチャンスを与えられないよりはマシというべきでしょう。

 

本書では、このように、売春婦、ポン引き、ヤクの売人などに市場での有用な役割を認め、擁護の論陣が張られています。

「道徳的」な立場から反論することは、かなり困難な感じで、私なども説得されてしまいました。ノーベル経済学賞受賞者のハイエク氏らも、本書を高く評価しておられるとのことです。

かといって、完全に同意するのも躊躇しています。

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 5月14日(金)にNHK朝ドラの「おちょやん」が終わってしまい、翌週から「おかえりモネ」が始まりました。何か、やけに早い気がします。

 「エール」が終わったのが昨年11月末で、私の中ではついこの間のような感じで、まだ余韻を引きずっているのです。あれをきっかけに、番組中で登場した「長崎の鐘」「鐘の鳴る丘」などを今でも時々ギターの弾き語りで楽しんでいます。

 『「エール」が終わってしまった』
 『古関裕而さんの名曲が耳から離れない』 参照

  「スカーレット」「なつぞら」を楽しんでいたのさえ、つい先日のような気がします。年を取ると年月の経過を早く感じるのでしょうか?

 

 「おちょやん」もおもしろい番組でした。特に最終の数週間は考えさせられる展開、感動の場面が続き、目が離せませんでした。ヒロインが芝居の中で昔の恋人(現実には前の夫)と、もし一緒になっていたらどんな人生だったのだろうと語り合う場面がありました。そんなことを考えても仕方がない、今の人生が全てだ、この人生の中で愛する我が子とも出会えたんだから、という結論で、お互いに納得します。

 私も納得です。平凡な私の人生にも、過去にいくつかの選択肢、分岐点がありました。例えば大学を卒業した時に別の就職先を選んでいれば、子供たちとも出会うことはなかったでしょう。そのように考えれば、後悔する余地などなく、今の人生を楽しむのが一番だという気持ちになれます。

 視聴率はあまり高くなかったようですが、私は大満足でした。唯一の難点は、杉咲花さんがあまりに若々しく(童顔で)、老け化粧をしても魅力的でありすぎたことくらいでしょうか・・・。今後も応援しています。

 

 「モネ」のヒロイン清原果耶さんは、「なつぞら」でヒロインの妹役、「蛍草 奈々の剣」のヒロインを演じておられたときから注目し、応援していました。何かつらいことがあって故郷の島を離れることにしたようですが、それが何だったかは第1週の放送では分かりません。

 今後の展開を楽しみにしています。

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