舌癌サバイバー日記

2014年8月に舌癌の宣告を受け、入院、手術、化学療法中断を経て、社会復帰し、2016年3月末に職場を定年退職しました。再就職し、楽しく仕事を続けています。その間の経験、苦しかったこと、不安だったことなどを記録し、同じ病気になって不安を抱えている方の参考にしていただければと思っています。 エコな生活にも興味があり、そんな思いもお伝えし、少しでも共感していただければと思います。

2018年10月

   サイト案内(目次)へ

 「トレーニングで話はうまくなる」という副題がついています。

 私は、仕事上の議論、相談は一応しますが、人と雑談をするのが得意ではありません。人からは無口だと思われていると思います。それで改善の方策を探るため、本書を手に取りました。

 

ストーリー

 主人公は航空会社のCA3年目の女性です。相手のことを考えずに自分の話したいことを一方的に話す傾向があり、同僚から孤立したり仕事で失敗したりします。

 趣味のボルダリングで知り合った男性から「雑談力」の訓練を受けるようになり、弱点を克服していくストーリーです。上司との会話、合コン、クレーマー対応などで、スキルを磨いていきます。

 

説明されている内容

 本書で説明されている技法は、管理職研修やメンタルヘルス研修などでよく取り上げられる「傾聴」の技法がかなりの部分を占めています。うなずき相づちの打ち方などです。それらの研修などで得た知識の再確認にもなりました。

 さらに、質問の仕方話を面白くするために少し盛ることなども説明されています。

 

 ストーリーもまあまあ面白く、入門書としてはいい本だと思います。

 にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村
“ブログ村参加中"




   サイト案内(目次)へ

 職場の定期健康診断で胃内視鏡をやってもらった際、担当の医師から、ピロリ菌の再検査を勧められました。8年前にピロリ菌の除菌をしてあるのですが、萎縮性胃炎が進んでいて、ピロリ菌が復活した可能性があるということでした。

 たしかに、健康診断結果報告書を見ると、一昨年は「体部―萎縮性胃炎」、昨年は「穹窿部と体部―萎縮性胃炎」、今回は「胃全体―萎縮性胃炎」と記録されています。穹窿部(きゅうりゅうぶ)とか体部とか、意味はよく分かりませんが、進行しているような気がします。

 

ピロリ菌検査を受ける

 心配になったので、職場の近くの内科クリニックに電話し、検査をやってもらえるか尋ねたところ、胃内視鏡の結果通知を持参して受診するようにいわれ、先々週の金曜日、早速受診しました。

 検査には、呼気、検便、血液検査など様々なやり方があるようですが、そこでは血液検査でした。少し採血され、それで終了し、翌週の水曜日以降に来るように言われ、先日再診しました。

 結果は、セーフ、ピロリ菌は再発していないとのことでした。

 

胃炎悪化の原因は?

 ピロリ菌がいないことは一応安心しましたが、萎縮性胃炎が悪化している理由が不明です。

 舌癌手術後はアルコールはかなり減らしているし、昔好物だった激辛系のラーメンも控えています。

 いろいろ考えてみて、心当たりがあるのは、舌癌手術後、体重を復活させようとして、一生懸命食べていたことです。体重が元の水準に戻ったことから、今年の6月以降は、増やす努力を止めていますが、それまでの3年間余は努力して食べていました。それが胃に負担をかけていたかもしれません。

 舌癌と生きる42 体重増加の努力を中止

舌癌と生きる45 体重は毎日測らなければ

 

 今朝の体重は、57.2キロでした。目立った変化はありませんが、今後は胃に無理をかけず、体重維持に努めてみます。

 「舌癌と生きる51 だましだまし生きる」に続く

 にほんブログ村 病気ブログ 舌がんへ
にほんブログ村
”ブログ村参加中”


 

   サイト案内(目次)へ

プラスチック以外は

 我が家ではエコな生活を心掛けており、生ごみはほぼゼロ、紙ごみもほとんど再生に回しているので、「燃やすごみ」はあまり出ません。しかし、プラスチック類だけはなかなか減らせずにいます。

 生ごみは、EM容器と庭(一応、家庭菜園)に置いてある2基のコンポストでほとんど処理できます。どちらも、最終的に家庭菜園の肥料になります。
 新聞、チラシ類はもちろん、雑紙なども近所のショッピングセンターでポイントに替えてもらっています。ポイントが貯まると、商品券に交換してもらえます。

 

プラスチックも頑張っているが

 ペットボトルや発泡スチロールのトレイは、もちろん、近くのスーパーの回収箱に返しています。それ以外のビニール袋などは、週1回資源ごみ(無料)として市の回収に出すのですが、それが毎週、大きなポリ袋一杯になってしまいます。ほとんどが、スーパーや生協で購入した食料品のパッケージや袋などです。

 

できることは何でもやるべきだが

 現在、環境省で、スーパーなどのプラスチックバックを有料化する制度の検討をしているとのこと、また、マクドナルドなどでは、プラスチックのストローを廃止する方針とのことです。もちろん、プラスチックごみの削減につながることでできることは何でもやるべきであり、実施には大賛成です。

 しかし、我が家では、以前から買い物はマイバッグ持参ですが、ゴミの減量という観点からは目立った成果は見えません。

 ストローも、象徴的な意味はあるでしょうが、ゴミの減量とかマイクロプラスチックの発生抑制という視点からは大した効果は期待できそうにありません。マクドナルドでサラダなどを頼むと付いてくるプラスチックのフォークは使いにくく、私は何度も使える箸に替えていただいた方がありがたいのですが、それも量的には微々たるものです。

 

 私は子供のころ、鍋を持って豆腐屋に豆腐を買いに行かされていました。そんな生活に戻ることは不可能でしょう。

 地球環境を損なわずに便利に使える新たな素材が開発されることを期待するしかないのでしょうか?

 にほんブログ村 ライフスタイルブログ エコライフへ
にほんブログ村
”ブログ村参加中”


   サイト案内(目次)へ

 養殖ブリの餌にチョコレートを混ぜて育て、「チョコブリ」を開発したと愛媛県が発表したという報道をみて、驚きました。通常のブリは2日ほどで切り身が変色するところ、カカオポリフェノールの抗酸化作用により、切り身が5日間にわたって鮮やかな色合いを保つとのことで、特許出願中だそうです。

 出荷前のブリに20日間にわたって人間が食べるような甘いチョコレートを与えるとのこと。それで、身の鮮度が保たれるわけです。ミカンの皮を使ったブリも開発したそうですが、ミカンの皮の苦みをブリが嫌がってやせてしまう心配があるのに対し、チョコは嫌がらずに食べるそうです。

 

人間も同様か?

 抗酸化作用のある食品を摂ると「錆びにくい身体」になることは、サプリや栄養食品でよく用いられる宣伝文句ですが、こんなに目に見えるほどの効果があることは知りませんでした。

 抗酸化作用のある食品を食べ続けると、筋肉などの組織が酸化しにくい性質に変わるということでしょう。ということは、がんを予防し、老化も遅らせてくれそうです。

 

抗酸化作用のある食品の摂取を心掛けよう

 ネットで調べてみると、ビタミンC、ビタミンE(植物油、ナッツなど)、ポリフェノール類(コーヒー、チョコ、赤ワイン、お茶など)、βカロテン(緑黄色野菜など)などが、抗酸化作用が強いとされています。

私の今の食生活は、かなりこれらをたくさん含んでいると思います。

 さらに意識して、これらの摂取を続けてみようと思います。

 にほんブログ村 病気ブログ 舌がんへ
にほんブログ村
”ブログ村参加中”


   サイト案内(目次)へ

 医師から発行してもらった処方箋を持って薬局に行き、薬を受け取って何も考えずに代金を払っていました。

 それが、ある時、薬局に行く曜日、時間帯によって代金が異なることを知り、驚きました。

 「薬の代金が曜日と時間によって高くなる!」

 

 さらに、先日、いつもの薬を買い、帰ってから確定申告の準備のためのシートに入力したところ、前回より70円ほど高くなっていることに気づきました。そこで少し調べてみたところ、買いに行く薬局などによって代金が異なること、またその仕組が患者にとって合理的とは思えないことを知り、少々義憤を感じています。

 

調剤代金の内訳

 領収書と一緒に受け取った「保険調剤明細書」によると、代金は「調剤技術料」、「薬学管理料」、「薬剤料」に分かれていました。

 このうち、薬剤料は、厚生労働省が定めた薬価等であり、どこの薬局でも同じようです。

 薬学管理料は、服用歴を管理したり指導するなどの料金で、お薬手帳を持参して6か月以内に調剤してもらったことがある薬局に行くのが、41点(自己負担で120円ほど)と最も安くなります。6か月以内に行っていない薬局だと、53点(自己負担で160円ほど)と、少し高くなります。お薬手帳を持参しなかった場合も、少し高くなります。

 問題は、調剤技術料です。これは、行く薬局により異なり、しかも、店頭に表示されていないことが多く、私も知らないうちに高い代金を支払わされていました。

 調剤技術料の中でも、調剤基本料が大きいのですが、これが170円ほど異なる場合があります。院内処方が最も安く、門内薬局、門前薬局がそれに続きます。街中にある、どこの医療機関の処方箋も受け付けるような薬局が最も高くなります。私が使っている某大手スーパー系のW薬局も一番高い調剤基本料1が使われていました。

 さらに、「後発医薬品調剤体制加算2」22点が今回から加算され、さらに70円ほど高くなっていました。

 

仕組の不合理さ

 こんなことは、国の政策誘導であり、同じ薬を買う際の代金に差をつけるような性質のものではないと思います。

 

 薬を買う人がこのカラクリを知らず、言われるままに代金を払っているため、各薬局では、なるべく高い調剤基本料の適用を受け、各種施設加算の認定を受けることに熱心に取り組んでいるようです。

 多くの患者がこのカラクリを知り、安い薬局を選ぶようになれば、料金の安さを売りにする薬局が現れるかもしれません。

にほんブログ村 病気ブログ 舌がんへ
にほんブログ村
”ブログ村参加中” 

↑このページのトップヘ

  翻译: