高校野球観戦日記

高校野球を見たときことをつづります。 このブログはおもに毎年春と夏に更新しています。テレビに映らないプレーを見るのが宗旨です。

2005/07

神奈川県予選準々決勝・慶応義塾v平塚学園

これまた選手が力を存分に発揮した好ゲーム。最後は慶応の打力が、平塚学のそれをわずかに上回った感のある試合だった。
4回裏に本塁打で先制された慶応は5回まで4安打に抑えられていたが、中盤以降に安打がつながるようになり、6回表に2点を挙げて2-1と逆転した。一度は同点に追いつかれたが、8回表に犠飛と犠打(スクイズ)で2点を挙げて勝ち越し。終盤の平塚学の反撃を#1がしのぎきった。平塚学も9回裏には一打サヨナラ勝ちのチャンスを迎えたが、あと一本が出なかった。両チームとも守備がよく鍛えられていて、ミスの少ない引き締まったいい試合だった。最終スコアは4-3、誰の目にも素晴らしいと映る試合だったといえよう。最後は照明が半分だけ点灯されてうれしかった。

神奈川県予選準々決勝・東海大相模v桐蔭学園

4時間近い死闘、最後は東海相が13回裏一死二塁から7番の左中間二塁打で決着をつけた。最終スコアは10-9、何の講釈も必要ない素晴らしい試合だった。持てる力をすべて発揮した選手たちにただただ拍手…、言葉が出ない。
試合は東海相が先制したが、桐蔭が逆転して5-2のまま終盤を迎えた。7回裏に東海相が一挙3点を挙げて同点に追いついたが、8回表に桐蔭が5点を挙げて9-4と大きく突き放し、流れは決したかに思えた。しかし直後の8回裏に東海相も一挙5点を挙げて9-9の同点に追いついて延長戦にもつれ込んだ。5点のリードが安全圏ではないあたり、人工芝でせまい横浜スタジアムの影響もあろうが、神奈川県が激戦区といわれるゆえんをまざまざと見せ付けられた感がある。
桐蔭にもし悔いが残るとすれば、7回裏と8回裏に先頭打者を死球で許して同点にされるきっかけをつくったことだろうか。こんな死闘を勝ち抜いても、まだ全国大会に行くには2試合も勝たなければならないなんて、繰り返しになるが神奈川県は本当に激戦区だと痛感した。

千葉県予選準々決勝・中央学院v拓大紅陵

やはり千葉マリンは不確定要素が多い球場だ。序盤は中央学がリードしたが、8回の集中打で一挙に4点を挙げて逆転した紅陵が8-5で勝った。中央学は同点に追い付かれた直後の7回裏に1点を勝ち越したが、どのみち継投するのであれば8回表の頭から2番手を登板させておけばよかった。試合の流れがかわってしまってからは、紅陵にラッキーなバウンドの当たりもあって、一気に逆転してスコアに差がついてしまった。リードしてからは、紅陵は#7が左翼手のポジションからマウンドへ行ったけど、思っていた以上に球が速くて驚いた。この4番手投手に中央学は8回以降封じられた。紅陵の二遊間は走者二塁の時にも、ちゃんと走者をけん制していた。

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