プロ野球シーズンが始まってからしばらくの間、某球団のローテーションを考察して入場券を確保し、ひそかに甲子園球場へ足を運ぼうと決めていたのが今日だった。おとといの雨天中止でローテーションのスライドがないかと気を揉んだが、当初の目論見の通りの先発投手だったので、息子を連れて甲子園球場のレフトスタンドへ行ってきた。試合の結果や経過などはほかのサイトを見ればわかるので、ふだん高校野球目線で見ている試合が、プロになるとどのようにわたしの目に映るかという視点で、気が付いたことを思いつくままに書き残しておこうと思う。
まずはスコアボードが全面LEDになったことにともない、試合中に打席に入っている選手のヒッティングマーチが表示されていることに驚いた。そして試合前のアトラクションや試合中の演出でも、LED化された照明灯が時おりピカピカと点滅しており、ナイトゲームならもっと楽しめるような気がする(SDGsに反しているというツッコミはなしで(笑))。コロナで風船飛ばしはやっていなかったが、今日は日髙のり子が時おりアナウンスをしており、高校野球期間中とは違って甲子園球場はまさに劇場空間だった。
今日は曇り空で、浜風というよりもバックスクリーンからネット方向に向かって強い風が吹いていることが多かった(これが投球や試合結果にどのような影響を与えたかまでは考察できなかったが、ロッテの初回の攻撃で外野に飛んだ飛球の一部は浜風なら本塁打になっていたような気もするし、風や湿度の影響でロッテ#17の変化球の制球が不揃いになったような気もする)。
令和の怪物・ロッテ#17は初回から160キロ超の直球を連発。たしかに球速は速いと感じたし、怪物と言われる理由もよくわかった。そしてロッテは守備のとき、状況に応じてベンチのコーチが何度か外野手に守備位置の指示を出しているのが目に留まった。それとロッテは、阪神#8や#5が打席に入ったときに右翼手と中堅手がやや左寄りに守っており、右翼線を空けた体制で守っているのが意外である。特に阪神#8は強い打球を飛ばすイメージがあるが、ライン際に引っ張った強い打球は少ないのかも。このあたりはほかの球団が阪神との試合でどのようなポジションで守っているのか、機会があれば考察してみたいと思った。
ロッテ#17は暴投があったり暴投まがいの盗塁を許してしまい、変化球(つまるところフォークボール)を投じることができなくなったところで高めの投球を狙われて失点してしまったが、捕手がもう少しうまく投球を止めることはできないものかと感じた。低めの変化球が投げにくい状況となり、高めの投球を狙って安打になりやすい打撃で適時打を放った阪神#3の打撃が立派だったと思う。3回くらいまではロッテ#17の無安打無得点もあるかなと思って試合を見ていたけど、投球数がいささか多かったので、9イニングを投げ切るイメージは湧かなかった。
ある程度の試合の流れが見えたので8回裏の途中でスタンドを後にしたが、息子は楽しめた様子だった。甲子園駅で阪神電車を待っていると、9回表のロッテの応援(チャンステーマ)が駅まで聞こえてきて、高校野球でよく耳のする本物の曲を聞くことができて、息子は満足げにしていた(それにしても、甲子園駅まで声が達するロッテファンの声量には脱帽である)。ロッテが得点を挙げた時の曲が聞けなかったのが心残りだが。それにしても、カツカレー1杯1050円とはびっくりである(カレー700円+カツ350円)。
試合は6回裏に四球の走者を盗塁と暴投で一死三塁としてから阪神4番が適時打を放って1点を先制し、さらに7回裏には阪神7番が左越本塁打を放って1点を追加して2-0でゲームセットになった。阪神#35はロッテ打線が二巡目に入ってからは変化球が少し多くなり、走者をほとんど許さなかった。(観客数42619人、試合時間2時間26分)
まずはスコアボードが全面LEDになったことにともない、試合中に打席に入っている選手のヒッティングマーチが表示されていることに驚いた。そして試合前のアトラクションや試合中の演出でも、LED化された照明灯が時おりピカピカと点滅しており、ナイトゲームならもっと楽しめるような気がする(SDGsに反しているというツッコミはなしで(笑))。コロナで風船飛ばしはやっていなかったが、今日は日髙のり子が時おりアナウンスをしており、高校野球期間中とは違って甲子園球場はまさに劇場空間だった。
今日は曇り空で、浜風というよりもバックスクリーンからネット方向に向かって強い風が吹いていることが多かった(これが投球や試合結果にどのような影響を与えたかまでは考察できなかったが、ロッテの初回の攻撃で外野に飛んだ飛球の一部は浜風なら本塁打になっていたような気もするし、風や湿度の影響でロッテ#17の変化球の制球が不揃いになったような気もする)。
令和の怪物・ロッテ#17は初回から160キロ超の直球を連発。たしかに球速は速いと感じたし、怪物と言われる理由もよくわかった。そしてロッテは守備のとき、状況に応じてベンチのコーチが何度か外野手に守備位置の指示を出しているのが目に留まった。それとロッテは、阪神#8や#5が打席に入ったときに右翼手と中堅手がやや左寄りに守っており、右翼線を空けた体制で守っているのが意外である。特に阪神#8は強い打球を飛ばすイメージがあるが、ライン際に引っ張った強い打球は少ないのかも。このあたりはほかの球団が阪神との試合でどのようなポジションで守っているのか、機会があれば考察してみたいと思った。
ロッテ#17は暴投があったり暴投まがいの盗塁を許してしまい、変化球(つまるところフォークボール)を投じることができなくなったところで高めの投球を狙われて失点してしまったが、捕手がもう少しうまく投球を止めることはできないものかと感じた。低めの変化球が投げにくい状況となり、高めの投球を狙って安打になりやすい打撃で適時打を放った阪神#3の打撃が立派だったと思う。3回くらいまではロッテ#17の無安打無得点もあるかなと思って試合を見ていたけど、投球数がいささか多かったので、9イニングを投げ切るイメージは湧かなかった。
ある程度の試合の流れが見えたので8回裏の途中でスタンドを後にしたが、息子は楽しめた様子だった。甲子園駅で阪神電車を待っていると、9回表のロッテの応援(チャンステーマ)が駅まで聞こえてきて、高校野球でよく耳のする本物の曲を聞くことができて、息子は満足げにしていた(それにしても、甲子園駅まで声が達するロッテファンの声量には脱帽である)。ロッテが得点を挙げた時の曲が聞けなかったのが心残りだが。それにしても、カツカレー1杯1050円とはびっくりである(カレー700円+カツ350円)。
試合は6回裏に四球の走者を盗塁と暴投で一死三塁としてから阪神4番が適時打を放って1点を先制し、さらに7回裏には阪神7番が左越本塁打を放って1点を追加して2-0でゲームセットになった。阪神#35はロッテ打線が二巡目に入ってからは変化球が少し多くなり、走者をほとんど許さなかった。(観客数42619人、試合時間2時間26分)