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室内の煙報知器の電池が切れたのか、時折警報がなるようになった。前に変えたのが3年ほど前なので、電池交換をすることにした。ハワイでは上記の9V角型乾電池は、普通単独で販売されていなく2個セットを買うことになる。

必要なのは1個なので、残りの1個は長期保存となった。3年も保存すると電池の効力もなくなり、また新たな2個セットを購入することになるだろう。角型乾電池は特殊なので、2個買っても1個は利用しなく捨てることになる。勿体無いことだ。お金も資源も無駄になり、ゴミも増えることになる。

最近になって私が住むコンドの古新聞のリサイクルの回収がされなくなった。私がハワイに住み始めて23年以上続いた古新聞のリサイクルが終了となり、現在は一般ゴミとして放棄している。古新聞はリサイクルできる典型的なゴミだと思っていただけに、戸惑いショックを受けている。

空き缶に空き瓶、ペットボトル、ダンボールは分別できるゴミとしてそれぞれの廃棄場が設けられている。にもかかわらず、分別ゴミを一般ゴミとして生ゴミなどと一緒に捨てている人が少なくない。ハワイはゴミの分別に無関心のようで厳しくはない。多くの人たちは、乾電池も電球もプラスチックも生ゴミと一緒に捨てている。

ホノルル市は来週、オアフ島に新たな埋立地を建設するためのプランを発表する。現在のカポレイの埋立地は、これまで何度も閉鎖を延期しながらこれ以上利用できなくなった。大きな問題は、候補に上がり検討されている数ヶ所の埋立地は法的な問題を抱えていることだ。

小さなオアフ島では、埋立地の候補地が飲料水を供給する帯水層の上にある。水道局指定の「立入禁止区域」内にゴミを放棄したら、オアフ島の住民の飲料水が汚染されることになり死活問題となる。何年も前のジェット燃料タンクの燃料漏れで、真珠湾付近の飲料水が汚染された問題は今も解決されていない。

今年は観光客数が、過去の最高数を上回ると言われている。観光客が増えれば当然にゴミも増える。ハワイが最もしなければならないことは、ゴミを減らすように分別を徹底させることだろう。ゴミの分別もしないで、大きな穴を掘ってゴミを捨てるだけの原始的なゴミ処理を考えないといけない。処理できないゴミを大型タンカーに乗せ本土に送った過去を繰り返すことはもうできない。

生ゴミと一緒に放棄した乾電池は一体どこに行くのだろう。


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