ワクチン2回接種、インド変異株にも「有効」 英当局

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ロンドン=金成隆一
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 英国のイングランド公衆衛生庁は22日、米ファイザー製と英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスのワクチンが、2回接種することによって感染力が強いとみられているインド型の変異株にも「有効」とする検証結果を発表した。

 ファイザー製は、2回目の接種から2週間後の発症予防率が88%、アストラゼネカ製も同60%だった。英国型の変異株に対しても、それぞれ予防率は93%と66%だったという。

 いずれのワクチンも、1回目の接種から3週間後の予防率はインド型の変異株で33%、英国型で50%にとどまったという。

 ハンコック保健相は「変異株を含めたコロナ感染予防に、2回目のワクチン接種が肝要であることは明らかだ」と強調。英国内で2千万人以上が2回目の接種を終えて変異株への「重要な防御」を得たとして、残りの人々にも「順番が回ってきたら予約してほしい」と呼びかけた。

 二つのワクチンで予防率に差…

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金成隆一
大阪社会部次長|災害担当
専門・関心分野
国内社会、米国、外交、ジャーナリズム
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