コロナワクチン、接種の前後で気をつけるポイントは?
職場や大学での新型コロナウイルスワクチンの接種がはじまり、これまでより広い年齢層への接種が本格化している。接種する前日や当日、接種した後にはどんなことに気をつければいいのか。
まずは対象や持病など確認
いま使われているワクチンは、12歳以上に使える米ファイザー製と、18歳以上に使える米モデルナ製の2種類だ。12~17歳の人が接種できるのは、現状ではファイザー製のみとなる。
接種する際は、そもそも自分が、「接種を受けられない人」や「接種にあたって注意が必要な人」に該当していないかを確認する必要がある。
二つのワクチンとも、「接種できない人」は、37・5度以上の発熱がある▽重い急性疾患にかかっている▽今回接種するワクチンの成分に対して重いアレルギー反応が出たことがある――人などとされている。
「注意が必要な人」は過去に免疫不全の診断を受けた▽心、腎、肝臓などに基礎疾患がある▽過去に予防接種を受けて全身性の発疹などが出た――人などとされている。
いずれも、該当する場合は、接種前の診察時に医師に伝えるように求められている。
「接種できない人」「注意が必要な人」は、自治体から届くクーポン券(接種券)に同封されている説明書や、各ワクチンの添付文書(効果や安全性、使用上の注意などが書かれたもの)でも確認できる。ワクチンに含まれる成分も、ここに記載がある。
■アレルギー体質 「全部だめ…
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