監督は椅子から落ちそうに 五輪でボンドガール務めたエリザベス女王

有料記事エリザベス女王

牛尾梓
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 2012年に開催されたロンドン五輪の開会式で、映画「007」の主人公ジェームズ・ボンドとスタジアムの上空からパラシュートで登場する演出で、話題になったエリザベス女王。出演を引き受ける際に、二つの条件を提示していたという。

 ロイター通信などによると、女王が開会式のショーに出ることを、王室のメンバーはもちろん、バッキンガム宮殿に定期的に出入りする閣僚数人にも秘密にするよう、徹底した「箝口令(かんこうれい)」を敷いたという。

 開会式の監督を務めたサム・ハンター氏は「これは、女王が出演する条件の一つだった。パラシュートで登場し、何事もなかったかのように自分の席に着く姿を家族に見せて驚かせたかったのです」と説明した。

 また英紙デイリー・ミラーなどでは、「ボンドガール」として、女王の演出へのこだわりも伝えている。

 開会式の芸術監督を務めたダ…

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この記事を書いた人
牛尾梓
欧州総局|欧州連合(EU)担当
専門・関心分野
国際政治、データジャーナリズム、AI、OSINT