192cmの「歩く彫刻」 Snow Manラウールがパリコレに

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パリ=編集委員・後藤洋平
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 人気アイドルグループSnow Manのラウール(19)が19日、パリ・メンズコレクションで発表したヨウジヤマモトのショーでモデルとしてランウェーを歩いた。昨年6月にも東京で開催された同ブランドのショーに出演して話題になったが、世界最高峰のモデルたちが競い合うファッションの本場パリで記念すべき一歩を踏み出した形だ。

Snow Manのラウールがパリにやってきました。直前に開設したinstagramのフォロワー数は既に100万超になり、大きな話題になりました。日本が誇るヨウジヤマモトのショーを終えた後、別会場で客として来場したラウールに、現地で話を聞きました。記事の後半で詳しくお伝えします。

 ラウールが着用したのはウエストにシェイプがかかったものと、白を差し色に用いた緩やかな2通りのセットアップ。ともにカラーはブラックだ。

 ヨウジヤマモトは1980年代初頭にパリ・コレクションにデビューし、コムデギャルソンとともにキーカラーと作風から「黒の衝撃」と激賞された日本を代表するブランド。デザイナーの山本耀司は世界的評価を確固たるものにして久しいが、現在もモード界の最前線に立ち、自らデザインを担い続ける。

「耀司さんに魔法をかけられた」

 出演の4時間後、アミパリス…

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この記事を書いた人
後藤洋平
編集委員|ファッション・メディア・文化担当
専門・関心分野
ファッション、メディア、文化