買収される予定の東芝、株主から不満の声も 株主総会で質問相次ぐ

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杉山歩
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 日本産業パートナーズ(JIP)による買収で、上場廃止を予定する東芝が29日、東京都内で定時株主総会を開いた。株主からは買収の受け入れを疑問視する声や、株式公開買い付け(TOB)の価格への不満が出ていた。

 島田太郎社長は総会の冒頭、買収受け入れの方針について「安定的な株主基盤と一貫した事業戦略のもと、さらなる変革が実現できる」と説明し、理解を求めた。これに対し、株主からは「(1株4620円の)TOB価格が安すぎる」「非上場化で会社が良くなるのか」などの声が上がった。

 終了後、20年来の株主とい…

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