「迷惑をかけた」チームへの感謝 駒大の佐藤圭汰が先輩と誓ったこと

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杭州=加藤秀彬
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 駒沢大の佐藤圭汰(2年)にとって、陸上の男子5000メートルに出場した杭州アジア大会は厳しい結果となった。

 「日本代表になったことはスタート地点。それだけでは誇らしくない」

 めざすは、世界選手権や五輪での活躍。

 来年のパリ五輪出場へ向け、少しでもランキングを上げるのがこの大会の狙いだった。

 レースでは想定外のことが起きた。

 「(4日前にあった)1万メートルがスローだったから、今回もラスト1周まではスローだと思っていた」

 先頭集団についた3000メートル地点までは余裕があった。

 が、そこから海外勢が一気にギアを上げる。

 急なペースアップに戸惑い、「力んでしまった」。

 先頭集団から徐々に脱落すると、13分39秒18で6位に終わった。

 レース前に嫌な予感がしていた。

 スタートラインで海外選手と…

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この記事を書いた人
加藤秀彬
スポーツ部
専門・関心分野
陸上、サッカー、海外スポーツ