賃貸マンションに広がる太陽光発電「もっと増やせる」積水ハウス社長

有料記事Leader’s View

聞き手・森下友貴
[PR]

 太陽光発電を使ったり断熱性能を高めたりして、エネルギー消費を実質ゼロにする「ゼロエネルギーハウス(ZEH)」。一戸建てを中心に広がってきましたが、大手住宅メーカー積水ハウスは賃貸マンション・アパートでもZEHをめざし、太陽光発電設備をとりつけた「シャーメゾンZEH」の賃貸に力を入れています。

 屋根に設置した、各住戸用に接続されたソーラーパネルで発電し、入居者は部屋でその電気を使ったり、余った分を売ったりできます。建物のオーナーがパネルを設置して共用部などの電気をまかなったり、入居者などに売電したりして収入を得る仕組みとは異なり、業界でも珍しい取り組みといいます。同社の仲井嘉浩社長に狙いなどについて聞きました。

 ――なぜ始めたのですか。

 「戸建てに住む方は、太陽光…

この記事は有料記事です。残り918文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません