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　東京の上野動物園で生まれ育ったメスのジャイアントパンダ「シャンシャン」が12日、中国・四川省で7歳の誕生日を迎えた。中国に渡って1年4カ月。日本から駆けつけたファンにも元気な姿を見せた。春には発情行動もみられ、早ければ来年にも繁殖に臨むという。

　シャンシャンが暮らす四川省雅安市の中国ジャイアントパンダ保護研究センターの施設では、誕生日を祝う装飾とともに、リンゴやタケノコが並べられた。開門と同時に姿を見せたシャンシャンは愛くるしい様子で好物をほお張り、日中の多くのファンがカメラを向けた。

　飼育員の趙蘭蘭さん（38）によると、シャンシャンは施設に来たころ、音に敏感で人目を避けて餌を食べていたが、今は人前でも落ち着いた様子だという。体重は1年で約20キロ増え、約110キロになった。

「昔は頭のてっぺんが…」

　3～5月の発情期には発情行…