小池知事「大義と共感で」、蓮舫氏「独断の都政」 同時刻会見で牽制

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伊藤あずさ 土舘聡一
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 20日告示の東京都知事選に立候補を表明している現職の小池百合子氏(71)と立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)=12日に離党届提出=が14日午後、それぞれ記者会見に臨んだ。告示を間近に控え、時に互いを牽制(けんせい)するような表現もあり、発言は熱を帯びた。

 小池氏は、午後2時からの定例会見で「蓮舫氏にないと思う自分の強みは何か」という質問に、こう答えた。「しがらみにとらわれず、時代が求めることを先取りして、大義と共感で物事を進めるという発想力とまとめ力と実行力だ」

 支援の方針を決めている自民党との関係について尋ねられると、「保守の人たちから東京を守ってほしいという声がたくさんある」。支援は「心強い」とも語った。

 蓮舫氏は、国会で追及してき…

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    曽我豪
    (朝日新聞編集委員=政党政治、教育改革)
    2024年6月15日15時12分 投稿
    【視点】

    自民党の方は岸田、麻生、茂木3氏の会食問題(?)が大変そうですが、都知事選の方は何だか、互いに相手のイメージを損ねようとする空中戦みたいで、政策論争が深まる方向へはなかなか進まない。 政権党が相変わらず昔ながらのアナログ政局に偏しているにも

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