6月のレノファ 首位チームに快勝、のち足踏み…
向井光真
サッカーJ2のレノファ山口は6月、2勝2敗1分けの戦績で足踏みが続いた。第22節まで終えて10勝7敗5分けで勝ち点は35。順位は20チーム中7位。
6月2日、リーグ首位だった清水エスパルスに2―0と快勝。ホームのサポーターを熱狂させた。志垣良監督は「清水を相手に勝ち点3を取れたことは大きな歴史につながる」と自信を見せたが、続くジェフユナイテッド市原・千葉戦は6試合ぶりの黒星。
ザスパ群馬には勝って4位に浮上したが、試練が訪れた。ホームでのいわきFC戦は0―3と今季最多失点で敗れた。河野孝汰主将は「ふがいない試合をしたことをチーム全員で反省しないといけない」と振り返った。
29日の水戸ホーリーホック戦は、1点を追う後半43分、末永透瑛選手がゴールを決め、何とか引き分けに持ち込んだ。副主将の前貴之選手は「まずは自分たちの順位を忘れること。やれると思ってメンタル的に受け身になっているところがあると思うので、そこは全員がなくさないといけない」と気を引き締めた。
次節は7月6日午後7時、ホームで鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。