【動画】米シカゴで開かれている民主党大会で22日、登壇したハリス副大統領=ロイター
米シカゴで開かれた民主党全国大会で22日、ハリス副大統領が大統領候補の指名受諾演説を行った。早稲田大学の中林美恵子教授(米国政治)は、課題はありつつも「第1段階はクリア」と話す。
指名受諾演説でのハリス氏は、笑顔が多く明るいイメージを演出し、以前よりも堂々と自信を持って話しているのが伝わった。新しい時代を切りひらくフレッシュな挑戦者だとうまくアピールできていたと思う。(大統領選に向けた)第1段階はクリアしたのではないか。
冒頭で生い立ちについて時間をさいて語ったのは印象的だった。ハリス氏は副大統領就任中のスタッフの離職率が高いと指摘され、統率力に疑問も残る。まずは国民にハリス氏の人となりをよく知ってもらおうという方針だったのだろう。
一方、政策面については物足…