自民党総裁選、候補者のスタンスは 討論会での主張と質疑を振り返る

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松山尚幹 鬼原民幸
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 自民党総裁選の候補者9人は14日、東京都内で開かれた日本記者クラブ主催の討論会に出席した。主催者側の記者の質問に対する答えは、候補者同士の質疑ではどんなやりとりがあったのか――。

主催者側との質疑応答

【政治姿勢・裏金問題】

 小林氏 政策活動費(の領収書など)は、当初から毎年公開と言っている。これまで公開されないところにポイントがあったので、毎年公開となれば、事実上、この制度は使えないことを意味する。いっそのこと廃止していい。

 小泉氏 (自民党改革に向けて)総裁選に立候補した以上の(若手の)決起はない。戦後最年少で総理・総裁になれるかどうかという戦いに挑んでいる。ここが決起のタイミングだ。

 石破氏 (自分には)唯我独…

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この記事を書いた人
松山尚幹
国際報道部
専門・関心分野
外交・安全保障、政局と政策、財政税制
鬼原民幸
大阪社会部|社会サブキャップ
専門・関心分野
国内政治、外交安全保障、社会保障政策
  • commentatorHeader
    上西充子
    (法政大学教授)
    2024年9月15日8時8分 投稿
    【視点】

     各候補者の主張がコンパクトにまとめられているのですが、どう問われてどう答えたか、その「問い」の部分を省略して返答だけを示すと、問われたことに答えていない、論点をずらしている、といった問題が見えなくなります。日本記者クラブは、この討論会全体

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