ネタニヤフ氏、イランに「攻撃すればやり返す」国際社会は混乱と持論
ニューヨーク=遠田寛生
イスラエルのネタニヤフ首相が27日、米ニューヨークの国連本部で行われた国連総会の一般討論で演説し、パレスチナ自治区ガザや、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃の正当性を強調した。ニューヨークでは26日からイスラエルに対する抗議活動が行われており、厳戒態勢のなか登壇した。
イスラエル国旗の色に合わせた青いスーツに青いネクタイ姿のネタニヤフ氏は演説の冒頭、もともとは国連総会に来る予定はなかったと主張。「この壇上で多くの人が、私の国を標的にしたうそや中傷を口にするのを聞いて、ここに来て事実を語ることにした」と話した。
ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの戦闘開始から、10月で1年となる。ネタニヤフ氏はイスラエルは平和を望んでいると主張し、戦闘が続くのは「戦うしか選択肢がないためだ」と語った。
さらに、その原因は様々な武…
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