レプリコンワクチン接種で「伝播する」と入店拒否 科学的根拠はなし

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中野浩至 野口憲太
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 今年度の新型コロナ向けの定期接種で新たに採用された「レプリコンワクチン」をめぐり、接種した人の入店や受診を拒否する動きが起きている。インターネットなどで、「接種していない人にワクチン成分が伝播(でんぱ)する」などとする根拠のない情報が流れたことが影響しているとみられる。福岡資麿厚生労働相は4日の会見で、「ワクチン成分が他者に伝播し、健康被害が生じるという科学的知見はない」として、冷静な対応を呼びかけた。

 「接種された方の御来店を当…

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この記事を書いた人
中野浩至
東京社会部
専門・関心分野
税務、事件・事故