ガザ人道危機で国連安保理が緊急会合 イスラエル反論、米国は念押し
ニューヨーク=遠田寛生
パレスチナ自治区ガザ北部の人道状況が悪化していることを受け、国連安全保障理事会は16日、緊急会合を開いた。軍事支援の見直しをちらつかせる米国を含め、イスラエルに人道支援を拡大するよう求める意見が相次いだ。イスラエルはイスラム組織ハマスが物資を強奪するのが原因だと強調した。
会合はアルジェリアとフランス、英国が要請した。国連のムスヤ事務次長代行(人道問題担当)は、今月2日から15日までガザ北部に食料は一切入らなかったと報告した。
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