上皇后さま90歳、各地への旅を思う日々 リハビリにも励む
上皇后美智子さまは20日、卒寿となる90歳を迎えた。今月上旬に右大腿(だいたい)骨骨折をし手術を受けたが、宮内庁によると経過は順調で、現在は東京・元赤坂にある住まいの仙洞御所で日々リハビリをしている。
側近によると、上皇后さまは東京大学医学部付属病院を退院した翌14日から毎日、ベッドから車いすへ移るなどのリハビリに取り組んでいる。まだ痛みは残っているが、歩行回復のためリハビリに励み、午前と午後で計1時間以上行うこともあるという。
誕生日当日の20日は、仙洞御所で天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方、宮内庁幹部らからの祝賀を受ける行事に車いすで出席する。夕食には上皇さまと宮中のお祝い料理「お祝御膳(いわいごぜん)」を囲む予定という。
骨折で入院する前までは、上…
上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る
2023年12月に90歳の卒寿を迎えた上皇さま。在位中、国民と同じ目線であり続ける「平成流」を大切にしました。年始の集合写真をもとに、ご一家の歩みと平成、令和を振り返ります。[もっと見る]