東京ファッションウィークを主催する日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は4日、イタリア大使館で会見を開き、世界最大級の紳士服展示会ピッティ・ウオモなどを主催するピッティ・イマージネとパートナーシップを締結したと発表した。
毎年1月と6月にフィレンツェで開催されるピッティ・ウオモは、世界的なファッションイベント。世界各国のブランドが出展したり、話題性のあるブランドが招待されてフィレンツェ市内でショーなどを開催したりし、各国からバイヤーやジャーナリストが集う。
JFWOは今後、ショーを開いたり出展するのにふさわしい日本ブランドを推薦したり、日本のファッション業界の現状について情報を提供したりする役割を担うという。
会見に合わせて来日したピッティのチーフコミュニケーションオフィサー、ラポ・チャンキ氏は「日本は世界のキーマーケット。優れたデザイナーが多く、バイヤーたちのセンスもいい。世界のトレンドセッターだ」と語る。また、同じくスペシャル・イベント・コーディネーターを務めるフランチェスカ・タッコーニ氏は「これまでもJFWOとは情報交換をしてきたが、それをもっと綿密にして強化する。日本とは様々な点において、ずっと信頼関係を築いてきた。我々のよき相談相手だ」と話した。
日本側の狙いは?
モードの発表の場であるパリ…
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