キオクシアが東証上場 初値は1440円、時価総額は7760億円
田中奏子
半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD)が18日、東京証券取引所プライム市場に株式上場した。初値は1440円をつけ、売り出し価格の1455円を下回った。初値ベースでの時価総額は約7760億円で、今年上場した企業では東京メトロに次ぐ規模となった。
キオクシアHDは東芝のメモリー事業が前身。2017年、経営難に陥った東芝から分社化され、18年に米ファンドのベインキャピタルが率いる日米韓の企業連合に約2兆円で売却された。
当初から株式上場を目指し…