国内8年ぶり電子投票 データはどう運ぶ?集計は?記者が見た開票所
川村さくら
国内では8年ぶりの電子投票となった22日の大阪府四條畷市長選・市議補選。その開票作業はどういったものだったのか。市選挙管理委員会への取材もまじえて報告する。
午後8時、市内16カ所の投票所での投票が締め切られた。電子投票はタブレット端末を使って行われ、有権者の投票内容は外付けのUSBメモリーとSDカードに記録された。カードはUSBの予備だ。
午後8時半過ぎ、開票所となるサン・アリーナ25(市立市民総合体育館)に、USBとカードを入れたケースが次々と到着した。用意された記者席からは、銀色の頑丈そうなジュラルミンケースに見えた。
紙の投票は19人で開票、電子投票は
午後9時半、開票開始を告げ…