(Photo Story)ダムに沈む地、最後の民家
熊本県五木村頭地で6月、一軒の古民家が解体された。1966年に発表された川辺川ダム建設計画で水没するとされた土地に最後まで残り、空き家となっていた民家だ。
2017年まで住んでいた尾方茂さんは「百姓は土地がなくば生きてゆけん」と農地にこだわり、高台の代替地に畑を用意することを求め、移転を拒み続け…
熊本県五木村頭地で6月、一軒の古民家が解体された。1966年に発表された川辺川ダム建設計画で水没するとされた土地に最後まで残り、空き家となっていた民家だ。
2017年まで住んでいた尾方茂さんは「百姓は土地がなくば生きてゆけん」と農地にこだわり、高台の代替地に畑を用意することを求め、移転を拒み続け…