(時時刻刻)大谷の歩みとわたしたち 失われた30年、競争力が落ち経済は埋没した

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 ベーブ・ルース以来の「二刀流」で、大リーグの「顔」になる日本選手など誰が想像できただろう。ドジャース・大谷翔平(30)の足跡と「失われた30年」を重ねてみた。

 ■日本は通過点?のモヤモヤ、熱狂のエネルギー

 移籍、結婚、通訳の解雇、「50―50」、世界一、MVP受賞……。2024年は大谷の動向が…

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    鈴木一人
    (東京大学大学院教授・地経学研究所長)
    2024年11月26日0時16分 投稿
    【視点】

    やや着地点がわかりにくい記事だが、大谷選手の存在は日本においては「大リーグの二軍」というイメージをはねのけ、日本の野球界が世界最高峰で活躍出来る人材を生み出すということを証明したということは確かだろう。仮にそれがアメリカ全土で知られていなく

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