湯河原町長に前町職員の内藤喜文氏が初当選 町政の継続を訴え
清水敬久
冨田幸宏町長の死去に伴う神奈川県湯河原町長選は23日投開票され、いずれも無所属新顔で前町参事の内藤喜文氏(64)が前町議の土屋由希子氏(41)を破り、初当選した。当日有権者数は2万493人、投票率は55・50%(前回52・58%)だった。
内藤氏は町職員として長く冨田町政を支え、その実績を評価して多くの町議や様々な団体が支援に回った。
選挙戦では冨田町政の継続を訴えるとともに、町営コミュニティーバスの実現や宿泊税の導入といった新たな施策も打ち出して支持を広げた。
昨年の町長選に続く2度目の挑戦となった土屋氏は「町民が主役の町づくり」を掲げ、町政の世代交代を訴えた。ただ、真鶴町の選挙人名簿を写真に撮って第三者に送った問題など、これまでの言動に対する批判も根強く、及ばなかった。
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当 7,284 内藤 喜文 64 無新 (1)
3,968 土屋由希子 41 無新
(確定得票)
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