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 「明日、死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」

ガンジーの言葉だそうです。私は、この言葉を漫画「UQ HOLDER!」(ユーキューホルダー、赤松健)で知りました。「魔法先生ネギま!」の続編にあたるファンタジー系のギャグ漫画です。ギャグ漫画の中にも、読者に生き方を考えさせるようなものがあるのです。

以前に読んだときは何気なく読み流していたのですが、先日、急に気になって読み返し、ネットで検索してみたらガンジーの言葉だと分かりました。

 

 この言葉は、前半と後半が少し対立します。永遠に生きると思っていれば、興味をもったことは片っ端から学んでいくことができます。明日死ぬと思えば、今日やることは厳選しなければなりません。おそらく、勉強に充てられる時間はないでしょう。これが、10年後、20年後に死ぬと思った場合でも、何でもかんでも学ぶわけにはいきません。学ぶべきことは、自分にとって特に大切なことに厳選しなければなりません。

 

 私が急にこの言葉を思い出したのは、今、ファイナンシャルプランナー試験の勉強を続けるかどうか迷っているからです。人生の残り時間を考え、読みたい本、やりたいこと、学ぶべきことが他にもある中で、この勉強を続けるべきかどうか・・・。

この問いは、私が読書ができる程度に元気でいられるのはあと何年か、今後いつまで仕事を続けるのだろうということとも関連してきます。県庁を定年退職し、今の職場で働かせていただいていますが、何歳まで働き続けることができるか、今の職場を退職した後まだ働くかどうか。ファイナンシャルプランナーの資格が再就職に直接に役立つとは思いませんが、ここで幅広い知識を得ておけば今後の仕事にも役立つ可能性は高いと思います。

でも、死ぬまでに読んでみたい本、もう一度読みたい本も、たくさんあるのです。

 

私は読んでいませんが、定年後の生活について論じた本で、定年後にやってはいけないことのリストに「資格を取る」「スクールに通う」「ジムに通う」などが列挙されているようです。私も、スクールに通ったり、通信講座を受講するつもりは全くないのですが、勉強を続ける張り合い、目標は、あった方がいい気がします。

また、ここで勉強を止めてしまうと、余生に入ったようで、少し寂しい気もするのです。

 迷いがしばらく続きそうです。

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