緑内障で長年通院していますが、その眼科クリニックでは主治医がほとんど何も説明してくれないので不安になり、最近いろいろ解説書を読んでいます。この著者の「緑内障の真実」を読み、その中で本書のことも触れられていたので、興味を持ち、読んでみました。

 「緑内障の真実」(深作秀春)  参照願います。

 

 本書は、大きく3つのパートに分かれています。Part1「知っておきたい目と視力の基礎知識」、Part2「目の健康に役立つ暮らし方」、Part3「眼科で受ける後悔しない目の治療」です。

 Part1では目の構造、目の各種疾患(緑内障、白内障、近視、遠視、老眼など)の説明、直射日光の影響など、広く説明されています。

 Part2では眼球体操などは目に悪いこと、ピンホール眼鏡や立体的に見える絵などは役にたたないこと、目の健康に役立つ生活習慣、食生活、目の疲れをとるツボなどが紹介されています。

 Part3では、白内障、緑内障などを中心とした治療法(手術法)、白内障手術の費用、眼内レンズの種類や費用などまで説明されています。

 本書を読み、私も間違ったことをやっていたことを知りました。手足のストレッチをする際についでに眼球も縦横に動かしたりしていました。目が良くなるという触れ込みの3Dアートの本も買って眺めたりもしていました。

 食生活や生活習慣は、一般的に健康にいいと言われているものとあまり変わりません。血糖値を上げると目の血管に悪い影響があるので糖質は控えめにすること、ビタミンや食物繊維が豊富な野菜や青魚をたくさん食べることなどです。アスタキサンチンという抗酸化作用のある赤い色素を含むサケ、桜エビ、ルティンを多く含むホウレンソウ、ブロッコリーなどが特に推奨されています。

 ブルーライトは目に悪いので特に夜のスマホは控えること、時々遠くを見て目を休めることなどの注意もされています。
 顔面や手足にある目に効くツボも紹介されており、私も本書に書かれていることを実践しながら緑内障の進行を防ぎつつ、手術の時期を探ろうと思います。

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