8月末、勤務先から、今年度末までの予定だった私の勤務について1年延長を打診され、承諾してしまったのですが、本当にそれでいいのか、うじうじと迷っています。
「サラリーマン引退が延期に」 参照願います。
舌癌手術をした58歳以後、月日の経つのが早く感じていたのですが、この半月はやけに長く感じます。8月中旬の猛暑の通勤も、今年で最後だと思うと名残惜しいような感じもしたのですが、また来年もと考えるとうんざりしてしまいます。
現在67歳ですが、65歳から年金をいただいており、贅沢をしなければ、それだけでもなんとか生活はできるでしょう。幸い、子どもたちも独立し、私もお金のかかる趣味はありません。今の私の給与は、ゆとり分です。他にわずかな不動産収入、配当収入、預金もあり、よほどの不運が重ならない限り生活には困らないと思います。
仕事を続けているのは、社会参加していたいことと、若い人たちと働いているのが楽しいためです。薄給のパートタイマーではありますが、私の得意分野で仲間から頼りにされることは、うれしくもあります。
でも、完全引退して、読書三昧の生活を楽しみたい気持ちもあります。週に2日は図書館(県立と市立)、2日はプール、1日は趣味のサークルのような夢の引退生活・・・。そんな健康を保ったままの引退生活を少なくとも1年は楽しみたいのですが、この勤務延長のせいでダメになるかもしれません。
1年勤務を延長すれば、妻の年金受給も始まります。生活はさらに安定するでしょう。また、私は手のかからない亭主なのですが、それでも家にいる時間が増えれば、妻とのいざこざも増えるでしょう。
冷静に考えれば、せっかく会社から頼まれたのだから、もう1年半サラリーマンを続けるのがいいのでしょう。暑さが続くせいで、気力が衰えているのかもしれません。
1年延長すれば、今の会社を去る時は69歳です。
なんとか健康を保ち、引退後にハローワークに顔を出したり、シルバー人材センターに加入したりする気力があるくらい元気であるようがんばります。
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