一世を風靡したデコトラ「一番星号」が復活 レトロさに再び脚光
山田みう
「度胸一番」「御意見無用」――。威勢の良い文句とぎらつく電飾、荷台に大きな鳳凰(ほうおう)をあしらったこのトラックの名は「一番星号」。「デコトラ」の代表格的存在だ。
デコトラとは「デコレーショントラック」の略で、派手な装飾や塗装が施されたトラックのこと。1975年に始まった映画「トラック野郎」シリーズ(鈴木則文監督)をきっかけに一世を風靡(ふうび)したが、排ガス規制などで徐々にその数を減らしていった。
しかし、最近ではパラリンピックの開会式やイタリアの高級ブランド「グッチ」の広告に登場するなど、そのレトロさが逆に新鮮なのか、再び注目を集めている。
一番星号は、映画「トラック…
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