幸せなばあちゃんになるために、残りの人生で「やらない」と決めた10のこと

2016.06.25 Saturday 00:27
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    今年、双子座は秋から絶好調なんだそうだ。

    (がしかし、ほぼ12星座すべてが、ラッキーだったり転機だったりするらしいから、世界がなんとなくざわざわするってことなんだろうと思う。イギリスの情勢が、そんな幕開けを物語っている)

     

    まあ、でも絶好調だ、と聞けばそれなりに気分はよいので

    今日は歩きながらタイトルのような事を考えていた。

     

    今年はなんとなーく、転機っぽいなーと思うことも多く

    あとは、やっぱり子育てがある程度終了したってのも大きい。

    私は今年56歳になるけど、50歳を過ぎてからの1年1年は、なんだか本当に

    時間が経つごとにいろんな価値感がごろんごろんと変わっていくなあと思うことが多い。

     

    年齢そのもので区切られているものというよりは

    子育てして、仕事して、家のことして、そんな道程で区切られているような気もする。

    たぶん、同じ年齢でも子どもがまだ高校生だったら、だいぶ感じ方は違うんじゃないかなあ。

     

    ま、そんなあれこれで

    思えば遠くに来たもんだの年齢になってきて、

    いろいろ、考えが変わったことは多い。

     

    ほんだもんで、歩きながらぼんやりと思い浮かんだものを、ある程度まとめておこうって思ったわけですわ。

    これ

    あくまで私が、私の性格で、私の仕事や経験を経て思ってることなんで

    「世の中の人が幸せなばあちゃんになるためにやめるべき10のこと」なんかでは断じてない。

     

    よくある、その手の記事、大嫌い。

     

    30歳になるまでにしておくべき10のこと とか。

    成功するためにやっておくべき10のこと、とか。

    あんな胡散臭いもんないし。

     

    なので、あくまで、自分への、自分だけの覚え書き。

     

     

     

     

    1、アンチエイジングをしない

      〜10歳若く見られたからって、10歳若い人の肌にはかなわない。無駄なところで勝負しない。

    2、つきあいだけの会食にはいかない

      〜知らない店のたいしてうまくないものに金を払って、つまらん会話をするという体験はもうしない

    3、「ていねいな暮らし」とか、もういい

      〜自分が気持ちよければそれでいい。外側から入ってくる、疲れる暮らしの呪縛はもういらない

    4、断捨離などするもんか

      〜○割のもの捨てたとか、自慢する悲しさ。捨ててよいものしか手にしてこなかったのか。

    5、「すべてに感謝」するのをやめる

      〜「みなさんのおかげです」とか「すべてに感謝」とか、その手の台詞は吐かない

    6、倹約と貯金で、大切な経験をふいにしない

      〜だって明日死ぬかもしれない

    7、外出時に当たり前のように化粧しない

      〜ふだんはノーメイクの顔を自己像にする。外に向って自分を飾らない。

    8、愛想笑いをしない

      〜私が笑顔でいるのは、ただ、自分のため

    9、年相応のよい服、よい持ち物、よい暮らしの道具、などいらない

      〜ライフスタイルをかたった、右へ倣えの消費行動の罠にははまらない

    10、人生に効率の良さを追い求めない

      〜限りなく効率が悪いものの中に、これから自分が向き合っていくものが隠れている

     

     

     

    なんかさ、これ見て、「は? 自分、どれもまったくやってませんけど、今までだって」

    みたいに思う人いっぱいいると思う。

    ばかじゃねーの、こんなこと今更って思う人もいると思う。

    ほでも、最初に書いたように、これは「私が」辞めようと思ってることなんよ。

    なので、他の人はかんけーない。

     

    時代もあったと思うけど、40代の自分は、

    せっせと化粧品とか選んで、カラー診断してもらって、お化粧方法教えてもらったり

    年相応のよい服を着ようと服を探したり、ネイルしてみたり。

    平松洋子さんが南部鉄のきゅうすがいいと言えばそれを買って結局錆びさせたりしてたな。

    仕事柄もあって、愛想笑いもたくさんしたし

    ていねいな暮らしにもはげんだ。

    荷物を減らすために物を結構捨てたし、倹約と貯金も頑張った。

    そして、いつも、誰かに感謝してた。

    本のあとがきとか、それ。

    「そして私をいつも支えてくれている家族、友人に心からの感謝を送ります」みたいな。

    形だけ書いてたってわけじゃぜんぜんなくって、なんか心のシステムが、そういう仕組みになってた。

    すごく頑張ったなー! って自分を褒める前に

    なんか、「みなさんのおかげ」みたいな。

     

     

    それは大切な必要な時間だったので、まったく後悔してないけど

    でも、それ、ここから先はもうやらんでいいなあって思う。

     

    そうやって、あるところまでは真実で、誠実に一生懸命頑張れた事が

    数年の年齢の違いで

    あ、もういいね、って思うようになる。

    年齢って、本当に不思議。

     

     

    こないだ、仲良しとごはん食べてたら、彼女が言ったの。

     

    「もう、自分の為にはさんざんいろいろやってきて、思い残すことなくて

     だから、私の残りの人生は、あとは人のためになんかやっていくってこと。

     自分がやってるのは、人のためのことなんだから、

     そこで何があっても自分は損もしないし、傷つくこともないって思ったら

     腹も立たないし、損したとか、やな思いしたとか、ぜんぜん思わなくて済むんだよねー。

     らくちんだなあ」

     

     

     

    すげー。

     

    もんげーすげー。

     

     

     

     

    そして、かっけー。

     

     

    (なんか全部死語っぽい言葉の羅列になったが。。。)

     

     

     

     

     

    それでいくと、私は

    物事決めるときも、自分が欲しい! って前に、あなたはどう? 他の人は?

    なんてことばかりをしてしまって、それで、なんかバランスを崩したりしたこともあった。

    仕事もそうかもしれないな。

    受け手側が望んでること、欲しいと思っているものばかり考えてきた。

    (ま、それが仕事ってものなんだけど。。。。)

    それ

    そろそろもういいすか? って思ってるんだと思う。

     

    本を書いたり、取材されたり、テレビに出たり。

    外側から見られる自分ってものと向き合ってきた40代だったし

    シングルで子どもを育てる為に、「稼ぐ」こともとても大事だったわけで

    まだまだ、本音のところでやりたいことがたくさんある。

     

    だから、友達みたいに「もうやりのこしたことないし」とはまだ言えない。

     

    なので、いま、すごく

    自分勝手なばあちゃんになりたいと思っている。

    あと何年生きられるのかわからないけど、もらってる時間の中では、自分に正直にいたいなあ、って思う。

    自分勝手というのは、自分のことは自分で勝手にやる人という意味で

    人に迷惑をかけることをさすのではないのですー。

     

    ってなことで、やらないと決めた10のこと。

    自分の覚え書き。

     

    とりあえず今日は、化粧しないで出かけた。

    明日はイベントなので、化粧はするかなー。

     

    そのあたり、まだ行ったり、来たり>笑

     

    category:Dairy Tokyo | by:武蔵野婦人comments(4) | - | -

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