いやぁ、凄まじい歓声だった。試合の終盤で好機を迎えた時にタイガースファンから沸き起こる歓声は、まさに地鳴りのようで球場全体が振動しているように感じた。何度も訪れているはずの甲子園球場で見たことのない光景を目の当たりにして、これが阪神ファンかと思わされた。
午前中は仕事をしたあと、息子を迎えに行って新幹線で甲子園球場を目指した。地下鉄と阪神電車を乗り継いで球場に着いたのは試合開始の20分ほど前。すでにスターティングメンバーは発表になっており、ベンチ入りメンバーもアナウンスされたあとだったようだ。今日の座席は高校野球期間中なら決して陣取ることのない三塁側アルプススタンドで、しかもポール際の最前列。過去にはそれほど見たことのないフィールドビジョンだが、チケット争奪戦を勝ち抜いてこの場に入れるだけでもよしとしなければならないのだろう(…とは書いたものの、実は言いたいことはたくさんあります)。
甲子園球場を頻繁に訪れている者として気が付いたことをいくつか書いておくと、アルプススタンドの椅子は外野席の座席よりも少し大きいように感じた。それと、試合後にオリックスの監督さんが似たようなことを指摘していたようだが、高校野球期間中と比べて気温が低くて結露するので、外野の芝生は試合の進行とともに少しずつ湿っていたのではないかと感じた。そう、内外野手のあからさまな失策も、実はこのあたりに起因しているのではないかと(※観衆の応援とかプレッシャーとか、そういうのが影響しているのならプロの選手として失格でしょう)。
それと、過去にタイガースの公式戦を訪れた際に確認していたからわかっていたことだが、アルプススタンドの端のほう(内野席寄り)は、金網とその支え棒が視界を著しくさえぎるため空席となっており、販売されていないようだった。高校野球期間中だとあのエリアはブラスバンドが陣取るので試合を見るのに支障があっても問題視されないのだろうが、プロ野球の試合だと投球が見えないのでさすがに発売するわけにはいかないのだと思った。
先発投手は阪神#49でオリックス#29、甲子園球場で高校生時代の投球を見たことのある投手どうしの対戦なので立派な大人になった姿を見られることをうれしく思った。試合はオリックスが#8の本塁打と敵失で2点を先制し、#29の好投もあってそのまま逃げ切るかと思えたが、投手交代の混乱に乗じた阪神が8回裏に一気に6点を取って大逆転した。9回表の攻撃が始まるところでスタンドを後にしたが、阪神がそのままリードを守って逃げ切ったようだ。失策などの予測できないプレーが多く、合理的に結果を説明できない試合に久しぶりに立ち会ったというのが正直な印象である(人間がやることなので合理的に説明する必要はないとは分かっているけれど、このブログのヘビーリーダーの方にはご理解いただけるのではないかと)。
(観客41,031人、試合時間3時間28分)
午前中は仕事をしたあと、息子を迎えに行って新幹線で甲子園球場を目指した。地下鉄と阪神電車を乗り継いで球場に着いたのは試合開始の20分ほど前。すでにスターティングメンバーは発表になっており、ベンチ入りメンバーもアナウンスされたあとだったようだ。今日の座席は高校野球期間中なら決して陣取ることのない三塁側アルプススタンドで、しかもポール際の最前列。過去にはそれほど見たことのないフィールドビジョンだが、チケット争奪戦を勝ち抜いてこの場に入れるだけでもよしとしなければならないのだろう(…とは書いたものの、実は言いたいことはたくさんあります)。
甲子園球場を頻繁に訪れている者として気が付いたことをいくつか書いておくと、アルプススタンドの椅子は外野席の座席よりも少し大きいように感じた。それと、試合後にオリックスの監督さんが似たようなことを指摘していたようだが、高校野球期間中と比べて気温が低くて結露するので、外野の芝生は試合の進行とともに少しずつ湿っていたのではないかと感じた。そう、内外野手のあからさまな失策も、実はこのあたりに起因しているのではないかと(※観衆の応援とかプレッシャーとか、そういうのが影響しているのならプロの選手として失格でしょう)。
それと、過去にタイガースの公式戦を訪れた際に確認していたからわかっていたことだが、アルプススタンドの端のほう(内野席寄り)は、金網とその支え棒が視界を著しくさえぎるため空席となっており、販売されていないようだった。高校野球期間中だとあのエリアはブラスバンドが陣取るので試合を見るのに支障があっても問題視されないのだろうが、プロ野球の試合だと投球が見えないのでさすがに発売するわけにはいかないのだと思った。
先発投手は阪神#49でオリックス#29、甲子園球場で高校生時代の投球を見たことのある投手どうしの対戦なので立派な大人になった姿を見られることをうれしく思った。試合はオリックスが#8の本塁打と敵失で2点を先制し、#29の好投もあってそのまま逃げ切るかと思えたが、投手交代の混乱に乗じた阪神が8回裏に一気に6点を取って大逆転した。9回表の攻撃が始まるところでスタンドを後にしたが、阪神がそのままリードを守って逃げ切ったようだ。失策などの予測できないプレーが多く、合理的に結果を説明できない試合に久しぶりに立ち会ったというのが正直な印象である(人間がやることなので合理的に説明する必要はないとは分かっているけれど、このブログのヘビーリーダーの方にはご理解いただけるのではないかと)。
(観客41,031人、試合時間3時間28分)