イーロン・マスク氏に取材申し込むと…? ツイッターでは積極交流も

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ワシントン=合田禄
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 ツイッター社の筆頭株主になったとみられる米電気自動車(EV)大手テスラの最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏。最近は米メディアの取材にもほとんど応じていないものの、自身が創業した宇宙企業スペースXの新型宇宙船についての2月のプレゼンテーションでは珍しく報道機関の前に姿をみせた。

 メキシコ国境に近い米テキサス州ボカチカ。スペースXの新型宇宙船の開発拠点「スターベース」で2月10日夜、マスク氏がステージに上がった。同社の従業員や地元住民らが集まり、創業者を大歓声で迎えた。

 マスク氏は「スターベースへようこそ。僕が最後にこのロケットについて情報を更新したのは2年前だった」と語り始めた。ゆっくりとした口調で、しかし熱っぽく、スペースXが火星を目指す理由を語った。プレゼンの後には会場からの質問も受け付け、一つひとつ丁寧に回答していった。

 報道機関にとってマスク氏の…

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この記事を書いた人
合田禄
アメリカ総局|科学・米国政治担当
専門・関心分野
科学、医療、気候変動、宇宙開発