「戦後レジームからの脱却」目指した安倍外交 引き継がれる防衛政策

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編集委員・藤田直央
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 歴代最長政権を担った安倍晋三・元首相は日本の外交・安全保障政策で大きな影響力を示してきた。

 特筆すべきは日米同盟の強化だ。2014年の閣議決定憲法解釈を変え、集団的自衛権の行使を一部容認。自衛隊の役割を広げる安全保障法制を成立させ米軍と協力を深めた。

 背景には、最初に首相となっ…

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この記事を書いた人
藤田直央
編集委員|政治・外交・憲法
専門・関心分野
日本の内政・外交、近現代史
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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年7月8日21時25分 投稿
    【視点】

    書きました。7月8日午前11時半過ぎ、築地の弊社内を駆け巡った「撃たれた」の一報は衝撃でした。安倍氏の外交・安全保障政策に私は異論がありますが、率直な主張が議論を活性化させたことは確かです。国民が選んだそんな政治家が凶弾に倒れる社会にまだ私

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