「めざすはW杯優勝」
「生まれ変わったら、アメリカ大統領になりたい」
数々のビッグマウスと、強烈なシュートで知られる、サッカー日本代表FWの堂安律選手(24)。
23日の初戦では、1点差を追う後半に切り札としてピッチに入った。
「俺しかいない、という気持ちで入りました」
4分後。味方シュートをドイツ代表GKの名手ノイアーがはじく。こぼれてきたボールを得意の左足シュートで突き刺し、大きく口を開けてほえた。強豪相手の歴史的な勝利につながった。
堂安選手は「尼崎の心そのものやね」
「試合ではライオンみたいにほえまくってた。でもお店では、子ネコみたいなもんやね」
兵庫県尼崎市のてっちゃん鍋「やすもり」を営む西原龍雄さん(55)は言う。
堂安さんが小学生の頃から通っている、1973年創業の老舗だ。阪神尼崎駅近くのガード下にあり、「コ」の字カウンターに円盤鍋が並ぶ。
堂安選手は幼少の頃は体が小さく、両親や2人の兄らのかげに隠れ、目立つ存在ではなかったという。
一方で、小学生のときにセレ…
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