母に目撃されても続いた祖父の性暴力 刑事になって知った家族の苦悩
人生最低で最悪の瞬間だった。
16歳のときだ。
ある夜、祖父と一緒に寝ていたベッドルームに母が入ってきた。祖父としていることを目撃された。
《あー、神様、ありがとう。これですべて終わりになる》
そう思った。
しかし、次の瞬間、その期待はもろくも崩れた。
母は大きなため息をつき、何も言わず、ドアを閉めて、部屋から出ていってしまった。
米国・シアトルに住むロバート・A・シリング・ジュニアさん(72)は自らの体験を振り返り、こう言う。「いまとなってわかるのは、私も私自身を守ることができず、母も私を守ることができなかった」
元警察官の米国人・ロバート・A・シリング・ジュニアさんは、同居する祖父から性暴力を受けました。警察官になって知ったことは、祖父の行為は自分にとどまらなかったということです。いまは国際的なNGOの共同創設者となり、子どもへの性暴力撲滅を目指して活動を続けています。彼がどんな体験をし、どんな思いを抱きながら生きてきたのか そして、いまがあるのかを語ってくれました。
祖父からの性暴力が始まった…
- 【視点】
見出しを呼んで、思わずクリックして読みだした記事です。 ただ、見出しと出だしの数段落からは外国の話であること分からず、日本の話と思って読み進んでいくうちに、カタカナ名が出てきて、米国の話であること分かりました。 もし
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