「市の合法白タク、安心」被災地・小松など、地方でライドシェア発進

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松岡大将 高橋豪 平林大輔
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 一般の人がタクシーのように客を運ぶ「ライドシェア」が、4月から解禁される大都市に先行して、地方の都市部や観光地で始まりつつある。タクシー不足を受け、自治体が主導している。2月末には、能登半島地震からの復興や地域の足の確保に向け、石川県小松市で運行が開始された。

 2月29日午後5時半ごろ、小松市の温泉地で4人のお年寄りがワゴン車に乗り込んだ。車は有償で人を運ぶ「緑ナンバー」のタクシーではなく「白ナンバー」の自家用車。「ひょっとして、白タク?」と思いきや、そうではなかった。

 これが新たに始まったライド…

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この記事を書いた人
高橋豪
経済部|電機・製造業担当
専門・関心分野
モビリティー、インフラ、観光、中国語圏
平林大輔
西部報道センター次長
専門・関心分野
地域経済、地方自治、人口減少、交通、インフラ、エネルギー、住宅政策