京阪大津線の写真展、京阪ファンの夫婦が初の個展が11日まで 大津

菱山出
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 【滋賀】京阪大津線(京津(けいしん)線、石山坂本線)の写真展「湖都(こと)ゆく電車」が大津市中央1丁目のギャラリーQで開かれている。四季折々の風景や、昔懐かしい電車などを写し込んだ作品32点を展示している。11日まで。入場無料。

 大阪市旭区の会社員林隆章さん(52)と、さおりさん(52)夫婦が撮影した。隆明さんは京阪電鉄本線がすぐ前を走る自宅で生まれ、小学1年の時から父のカメラで京阪電車を撮影してきた。大学時代は鉄道研究会に所属し大津線などの撮影会に臨んだことも。

 大の京阪ファンは、2017年にフェイスブックで「京阪電車大応援団」を開設し管理者に。撮影に同行していたさおりさんも19年にミラーレスカメラを購入して、夫婦で撮影を楽しんでいる。

 展示している作品は、雪景色の石山坂本線・穴太駅付近を走る電車や、1997年10月、京都市地下鉄東西線の開業で廃止された京津線・九条山駅付近を走る80形電車(廃車)の貴重な写真も。

 隆明さんは「大津線には美しい季節を感じさせる風景が多い。かつて大津線を走っていた電車の模型も展示しています」と話している。

 午前11時~午後6時。9日は午前10時から、最終日は午後4時まで。

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