五輪サッカー初出場ウズベキスタン、大使が語る「ロシア離れの現実」

有料記事読み解く 世界の安保危機

聞き手・牧野愛博
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 サッカーのウズベキスタン代表が、近年、力をつけてきています。今春行われたサッカー男子のU23(23歳以下)アジアカップでは、優勝した日本に次ぐ準優勝を果たし、24日から始まったパリ五輪でサッカー競技に初めて出場しました。女子代表は2月の最終予選で豪州に敗れましたが、五輪出場まであと一歩に迫りました。羽鳥隆駐ウズベキスタン大使は、サッカーも日本とウズベキスタンとの関係強化に大きく貢献していると語ります。

 ――パリ五輪のサッカーに初出場したウズベキスタン男子サッカーですが、27日に1次リーグ敗退が決まりました。

 ウズベキスタンではサッカーは国民全体の関心事でもあり、政府が非常に力を入れています。U23アジアカップ男子決勝で日本に敗れた際、ミルジヨエフ大統領は現地メディアに「悔しくて三日三晩、寝られなかった」とコメントしたほどです。

 2023年3月にウズベキス…

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この記事を書いた人
牧野愛博
専門記者|外交担当
専門・関心分野
外交、安全保障、朝鮮半島
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    マライ・メントライン
    (よろず物書き業・翻訳家)
    2024年7月31日8時0分 投稿
    【視点】

    スポーツ報道でけっこう目にする機会が多い「名前だけは知ってる」タイプの国の社会・政治的な背景、そして日本との直接・間接的な関係性について、世界システムの力学を踏まえた上で適度に深掘りするこのような記事は、何気にとても良い。 なぜなら、単なる

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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2024年8月2日15時14分 投稿
    【視点】

    ウズベキスタンのサッカーは、旧ソ連の流れを受け継いでいるため、ヨーロッパ的な要素を持っている。 アジアのサッカーにとって、こういう国がアジアにいることは、多様性やレベルの高さをもたらしてくれるので、ありがたいことである。 ただし、同じ中央ア

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