損害保険4社による企業向け共同保険の保険料を不当に引き上げるカルテルを結んでいたなどとして、公正取引委員会が31日、計9件の独占禁止法違反(不当な取引制限)を認定した。公取委の調査では現場の担当者レベルを超え、部長や役員らにまで不適切な行為が共有されていた実態が明らかになった。公取委はカルテルの温床になりやすい共同保険という仕組みそのものの再検討を促した。
「他社を完全にコントロールして、保険料アップを実現しました」
「お見事です」
公取委関係者によると、ある…
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