県警の窓口業務短縮します 11月から試験的に 時間外労働を改善
茨城県警は職員の時間外労働の負担を減らすため11月1日から、県警本部と県内27署での落とし物の引き渡しや道路の使用許可申請など44の窓口業務について、受付時間を短縮する。試験的な取り組みで、利用者へのアンケートなどで影響を検証しながら、来年度中の正式実施をめざす。
県警の窓口業務は、午前8時半から午後5時15分まで受け付けてきた。これを午前9時から午後4時までに短縮する。
警務課によると、これまでは午後5時15分の退勤時間直前に受け付けた申請や書類は、その日のうちに処理をする必要があり、職員が残って対応してきた。受付時間を1時間45分短縮することで処理のための時間を確保し、時間外勤務を減らす狙いだという。
一方、運転免許に関する業務は今回の短縮の対象ではない。緊急性の高い事件、事故に関する受け付けも従来通り24時間体制で対応する。須永昇総括理事官は「警察職員の働き方改革にご理解を頂きたい」と話す。
受付時間が短縮される窓口業務は、県警のホームページから一覧を確認できる。
受付時間が短縮される主な業務
・情報公開、開示請求関係
・落とし物をした証明書発行
・落とし物の返還
・車庫証明の申請
・道路の使用許可申請
- 【提案】
働き方改革支援を3000社に提供してきたが、実は愛知県警など、警察組織の働き方改革も近年、ご依頼が多く支援してきた。記事をよく読むと、窓口を16時までに短縮するが緊急性の高い事件事故は従来通りに対応とあり、ここがポイントだ。緊急性の高くない
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