高市早苗氏、「次」見据える応援行脚 処遇に不満の自民候補が殺到

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笹山大志 西村圭史
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 27日投開票の衆院選で、自民党系候補から高市早苗前経済安全保障相(63)への応援依頼が相次いでいる。9月の自民党総裁選石破茂首相に競り負けたが、党員票ではトップだった高市氏の人気にあやかろうという発想だ。高市氏にとっても「次」を見据えた全国行脚になりそうだ。

 16日午前、新潟県内のホテル。「こんな優秀な人材を失ったら、新潟県にとっても日本国にとっても損失です」。高市氏は安倍派中堅の応援演説に立ち、候補の実績をアピールした。

 候補は裏金問題で党の処分を受け、今回は非公認で選挙を戦うことになった。党執行部は、非公認候補であっても個人的つながりで応援に入ることは黙認している。

「大切な同志」

 「公認は得られなかったけど…

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