大阪維新、看板政策「都構想」の制度案を検討へ 吉村洋文代表が表明

野平悠一
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 任期満了に伴う地域政党大阪維新の会の代表選が19日あり、吉村洋文大阪府知事の続投が決まった。維新が看板政策として掲げてきた「大阪都構想」の制度設計について、吉村氏は党内で検討を進める考えを示した。

 代表選には、吉村氏と豊中市議の中野宏基氏が立候補。投票の結果、吉村氏の再任が決まった。

 吉村氏は代表選での演説で過去に2度否決された都構想について触れ、「大阪が副首都として成長していくためには、どういう都制度のあり方があるのか、ぜひ皆さんと一緒に案を作り上げていきたい」と主張。今後、半年から1年程度をかけて制度案の検討を進めていくと公約で訴えた。

 一方、「3度目の大阪都構想に挑戦しますという宣言ではない」「挑戦するのであれば、民主的なプロセスが必要だ」とも説明した。

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