今年度補正予算案が12日にも衆院通過する見通しになった。自民、公明両党と国民民主党による「103万円の壁」の協議が、国民民主の求める178万円への引き上げを「目指す」ことで一致。代わりに自公は補正予算への賛成を取り付けた。だが、見切り発車の3党合意は進め方や実現時期について見解が割れるなど、最初から同床異夢の様相だ。
11日午後4時過ぎ。国会内の一室に自民の森山裕、公明の西田実仁、国民民主の榛葉賀津也の各氏が顔をそろえた。この日2回目となる3党幹事長会談だった。
その3時間前に榛葉氏が詰め寄っていた。
「103万円の壁の上げ方と…
- 【提案】
103万、106万、130万、150万・・・・ 国民年金、厚生年金、特定扶養控除、会社の規模、正規社員・非正規社員・・・ 「壁」も「要素」も多すぎる。現制度は、違う時代に、違う事情に合わせて作られたものだし、つけたしつけたしでここまできて
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